『アトミック・プレイボーイズ』 | ||||
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スティーヴ・スティーヴンス・アトミック・プレイボーイズ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
ニューヨーク ライト・トラック・レコーディング ロサンゼルス ジ・エンタープライズ・スタジオ、ザ・ヴィレッジ・レコーダー | |||
ジャンル | ハードロック、ヘヴィメタル | |||
時間 | ||||
レーベル | ワーナー・ブラザース・レコード | |||
プロデュース |
スティーヴ・スティーヴンス、ボー・ヒル テッド・テンプルマン(エグゼクティヴ・プロデューサー) | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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スティーヴ・スティーヴンス アルバム 年表 | ||||
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『アトミック・プレイボーイズ』(Atomic Playboys)は、アメリカ合衆国のギタリスト、スティーヴ・スティーヴンスが1989年にスティーヴ・スティーヴンス・アトミック・プレイボーイズ名義で発表したスタジオ・アルバム。スティーヴンス初のソロ・プロジェクトに当たる。
元Warriorのペリー・マッカーティ、ミック・ジャガーやシェールのアルバムに参加したセッション・キーボーディストのフィル・アシュリー、スティーヴンスと共にビリー・アイドルのバンドで活動していたトミー・プライスが主要メンバーとして参加した。「ウーマン・オブ・1000イヤーズ」ではスティーヴンス本人がリード・ボーカルも担当している[2]。ラット等の作品を手掛けてきたボー・ヒルが、サウンド・プロデュースやバッキング・ボーカルで参加[3]。また、当時アトランティック・レコードと契約していたフィオナが「デスペレート・ハート」にゲスト参加した[2]。
「アクション」は、スウィートが1975年にシングル・ヒットさせた曲のカヴァー。「ラン・アクロス・デザート・サンズ」はフラメンコを取り入れたインストゥルメンタルである[4]。
ジャケットの絵はH・R・ギーガーが描いた。なお、ギーガーがアルバム・ジャケットに使うことを前提として新作を描き下ろしたのは、本作が最後である[5]。
本作ではスティーヴンスがギターとベースを両方演奏したが、本作リリースに伴うツアーでは、ルー・グラムのバンドのベーシストとして活動していたブルース・ターゴンがベースを弾き[6]、また、プライスに代わってグレッグ・ガーソンがドラムスを担当した[7]。なお、アトミック・プレイボーイズとしての日本公演も予定されていたが、その前にスティーヴンスがバンドを解散させ、日本公演はキャンセルとなった[7]。
2013年にRock Candy Recordsから発売されたイギリス盤リマスターCDには、日本盤限定のボーナス・トラックだった「ウォーム・フィーメイル」と、「アクション」のプロモ・リミックス・ヴァージョンが追加された[8]。
特記なき楽曲はスティーヴ・スティーヴンス作。10.はインストゥルメンタル。
「パワー・オブ・サジェスチョン」は、1994年公開のアメリカ映画『エース・ベンチュラ』のサウンドトラックで使用された[9]。
アディショナル・ミュージシャン