アル・ミンハド空軍基地 قاعدة المنهاد الجوية Al Minhad Air Base | |||||||||
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IATA: NHD - ICAO: OMDM | |||||||||
概要 | |||||||||
国・地域 | アラブ首長国連邦 | ||||||||
所在地 | ドバイ首長国・ドバイ | ||||||||
種類 | 軍用 | ||||||||
運営者 | アラブ首長国連邦空軍 | ||||||||
標高 | 50 m (165 ft) | ||||||||
座標 | 北緯25度01分37秒 東経55度21分58秒 / 北緯25.02694度 東経55.36611度 | ||||||||
地図 | |||||||||
アル・ミンハド空軍基地の位置 | |||||||||
滑走路 | |||||||||
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出典:DoD FLIP[1] | |||||||||
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空港の一覧 |
アル・ミンハド空軍基地(阿: قاعدة المنهاد الجوية、英: Al Minhad Air Base)は、アラブ首長国連邦のドバイ首長国首都ドバイの南約24km(15mi)に位置するアラブ首長国連邦空軍の基地である。オーストラリア軍の第633統合任務部隊(JTF-633)が所在するキャンプ・ベアードが置かれているほか[2]、2010年までカナダ軍の前線兵站施設キャンプ・ミラージュも置かれていた[3]。
アル・ミンハド空軍基地は標高50m(165ft)に位置し、09/27方向に3,953m×45mの滑走路1本と幅38mの並行誘導路を備えている[4]。
アル・ミンハド空軍基地には、オーストラリアやイギリスなどの外国軍部隊も拠点を置いているが、アラブ首長国連邦としては外国軍の拠点設置は非常にデリケートな問題であることから、「アラブ首長国連邦での作戦拠点を公言しない」とした協定締結を当事国に課している[5]。
オーストラリアは2008年にアラブ首長国連邦と特別地位協定を締結し、アル・ミンハド空軍基地に中東における作戦拠点を設置した[6]。
イギリスは2013年1月15日にアル・ミンハド空軍基地で第906遠征飛行群(906EAW)を新編、タイフーン FGR.4戦闘機とトーネード GR.4戦闘攻撃機が展開した[7][8]。
カナダは2001年12月下旬に、前線兵站施設としてキャンプ・ミラージュを設置。この施設はカナダ軍が公式に認めていない、「公然の秘密」として扱われた[3]。2010年10月6日、アラブ首長国連邦はカナダに対してカルガリー国際空港へのエミレーツ航空とエティハド航空の就航を認めない場合、キャンプ・ミラージュへのカナダ軍のアクセス権取り消しを伝え、カナダ政府が拒否したことが報じられた[9]。カナダは10月11日にキャンプ・ミラージュの閉鎖を発表し[10]、11月3日に施設は閉鎖されてキプロスに移転した[11]。