トロント・ブルージェイズ #6 | |
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基本情報 | |
国籍 |
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出身地 | フロリダ州マイアミ・デイド郡ホームスタッド |
生年月日 | 1998年1月9日(27歳) |
身長 体重 |
6' 6" =約198.1 cm 285 lb =約129.3 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2019年 MLBドラフト1巡目 |
初出場 | 2021年5月27日 |
年俸 | $745,660(2023年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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アレク・アイザック・マノア(Alek Isaac Manoah, 英語発音: /ˈælɪk məˈnoʊə/; 1998年1月9日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州マイアミ・デイド郡ホームスタッド出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのトロント・ブルージェイズ所属。
高校時代の2016年にMLBドラフトで指名がなかったため、ウエストバージニア大学へ進学した[2]。
大学1年目の2017年は19試合(先発10試合)に登板して1勝1敗、防御率3.07の成績を記録した[3]。
2年目の2018年は23試合(先発8試合)に登板して3勝5敗、防御率4.00の成績を記録した[4]。
3年目の2019年は16試合に先発登板して9勝4敗、防御率2.08の成績を記録した[5]。
2019年のMLBドラフト1巡目(全体11位)でトロント・ブルージェイズから指名され[6]、契約を結びプロ入りを果たした。契約金は455万ドル[7]。傘下のA-級バンクーバー・カナディアンズでプロデビューし、6試合に先発登板して0勝1敗、防御率2.65、27奪三振の成績を記録した[8]。
2020年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグのシーズンが中止となり[9]、公式戦への出場はなかった[10]。
2021年はAAA級バッファロー・バイソンズで開幕を迎えた[10]。5月27日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入り[11]。同日のニューヨーク・ヤンキースとのダブルヘッダーの第一試合に先発登板してメジャーデビューを果たし、6回無失点でメジャー初登板初勝利を記録した[12]。6月19日のボルチモア・オリオールズ戦で、2-2で迎えた4回裏にライアン・マウントキャッスル、DJ・スチュワートに連続で本塁打を浴び、続くマイケル・フランコの肘付近に死球を当て、両軍ベンチから選手が飛び出し乱闘寸前となった。これが故意死球と見なされて退場となり、22日に5試合の出場停止処分を受けた[13][14]。7月2日のタンパベイ・レイズ戦では球団新記録となる7者連続三振を記録した[15]。9月以降の登板では6試合に先発して37.1回を投げ、4勝0敗、防御率3.38、41奪三振、WHIP1.02という好成績を残し、9月・10月度のルーキー・オブ・ザ・マンスに選出された[16]。
2022年はシーズン前半戦だけで10勝を記録し、自身初めてオールスターゲームに選出。オールスターでは中継を担当するFOXの企画の一環として、ピンマイクを胸に付けて登板し、1イニングを3奪三振で無失点に抑えた[17]。後半戦も好調を維持し、9月は月間防御率が0.88という成績でピッチャー・オブ・ザ・マンスを受賞した。年間を通してエースとして活躍し、チームトップとなる16勝を記録しチームのプレーオフ進出に貢献した。オフの11月16日、ア・リーグのサイ・ヤング賞投票結果が発表され第3位に選出された[18]。12月5日にはファーストチームの先発投手の1人として自身初となるオールMLBチームに選出された[19]。
2023年は自身初めて開幕投手を務めた(3.1回を5失点で勝ち負けつかず)。しかしこのシーズンは不振に陥り、自身7連敗を喫した。6月5日のヒューストン・アストロズ戦では一死しか奪えず6失点でKOされると、翌6日にオプションで傘下のルーキー級フロリダ・コンプレックスリーグ・ブルージェイズへ降格した[20]。7月7日のデトロイト・タイガース戦で復帰するも、8月11日にマイナーオプションにより傘下AAA級バッファロー・バイソンズに配属された。しかしバッファローでは1試合も登板することなく、9月の時点でシーズン終了となった[21]。このシーズンは3勝9敗で防御率5.87という成績であった。
球種 | 割合 | 平均球速 | 最高球速 | ||
% | mph | km/h | mph | km/h | |
フォーシーム | 36.2 | 93.7 | 150.8 | 97.3 | 156.6 |
スライダー | 27.8 | 81.1 | 130.5 | 88.1 | 141.8 |
シンカー | 26.7 | 92.8 | 149.3 | 95.6 | 153.9 |
チェンジアップ | 9.4 | 86.8 | 139.7 | 93.3 | 150.2 |
最速97.3mph(約156.6km/h)のフォーシームと90mph前半のシンカー、スライダーをバランスよく投げる。スライダーは野球アナリストのロブ・フリードマンがTwitterに投稿したデリン・ベタンセスの動画を参考にしたという[23][24]。
兄のエリック・マノアもプロ野球選手であり、ニューヨーク・メッツ傘下に所属している[25]。キューバ系アメリカ人である。
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2021 | TOR | 20 | 20 | 0 | 0 | 0 | 9 | 2 | 0 | 0 | .818 | 459 | 111.2 | 77 | 12 | 40 | 0 | 16 | 127 | 0 | 1 | 44 | 40 | 3.22 | 1.05 |
2022 | 31 | 31 | 0 | 0 | 0 | 16 | 7 | 0 | 0 | .696 | 786 | 196.2 | 144 | 16 | 51 | 0 | 15 | 180 | 5 | 0 | 55 | 49 | 2.24 | 0.99 | |
2023 | 19 | 19 | 0 | 0 | 0 | 3 | 9 | 0 | 0 | .250 | 415 | 87.1 | 93 | 15 | 59 | 1 | 9 | 79 | 3 | 3 | 61 | 57 | 5.87 | 1.74 | |
2024 | 5 | 5 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | .333 | 103 | 24.1 | 17 | 5 | 8 | 0 | 4 | 26 | 1 | 0 | 16 | 10 | 3.70 | 1.03 | |
MLB:4年 | 75 | 75 | 0 | 0 | 0 | 29 | 20 | 0 | 0 | .592 | 1763 | 420.0 | 331 | 48 | 158 | 1 | 44 | 412 | 9 | 4 | 176 | 156 | 3.34 | 1.16 |
年 度 |
球 団 |
投手(P) | |||||
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試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2021 | TOR | 20 | 6 | 3 | 1 | 0 | .900 |
2022 | 31 | 5 | 14 | 1 | 1 | .950 | |
2023 | 19 | 0 | 7 | 1 | 0 | .875 | |
2024 | 5 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | |
MLB | 75 | 12 | 25 | 3 | 1 | .921 |