アンドロイドの侵略 The Android Invasion | |||
---|---|---|---|
『ドクター・フー』のエピソード | |||
話数 | シーズン13 第4話 | ||
監督 | バリー・レッツ | ||
脚本 | テリー・ネイション | ||
制作 | フィリップ・ヒンチクリフ | ||
初放送日 | ![]() ![]() | ||
| |||
「アンドロイドの侵略」(アンドロイドのしんりゃく、原題: The Android Invasion)は、イギリスのSFテレビドラマシリーズ『ドクター・フー』シーズン13の4番目のストーリー。イギリスでは1975年11月22日から12月13日にかけてBBC Oneで、日本では1990年1月17日から2月7日にかけてNHK BS2の衛星こども劇場枠で放送された[1]。
本作の舞台は惑星オセイドンとイングランドである。エイリアンのクラールがウイルスによる人類の一掃と地球への侵略を計画した。
かつてのシリーズプロデューサーのバリー・レッツが監督し、テリー・ネイションが脚本を担当した。テリー・ネイションがダーレクの絡まないストーリーの脚本を執筆したのはこれが11年間で初めてのことであった。ベントン役を演じたジョン・レヴェネの最後の登場となったほか、かつてコンパニオンだったハリー・サリバン役を演じたイアン・マーターがゲスト出演し、彼もこれが最後の登場となった。
本作は1956年の映画『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』の影響を受け、1979年の Destiny of the Daleks が執筆されるまではテリー・ネイションによる最後の脚本であった。これは1964年の The Keys of Marinus 以来、初めて彼がダーレク以外の物語の脚本を書いた例である。
クラールが模造した村のロケ撮影にはオックスフォードシャーの East Hagbourne が使用された。宇宙防衛ステーションの外のシーンはハーウェルの National Radiological Protection Board で撮影された[2]。
ケネス・ウィリアムズが「どんどんバカになるドクター」と酷評し[3]、ポール・コーネルらも「退屈で苛々する」とコメントする[4]など、本作には酷評が寄せられている。ジョン・ケネス・ムーアは身近にアンドロイドが潜伏する恐怖を高評価した[5]。