アンネリ・アルハンコ(Anneli Elisabeth Alhanko Skoglund、1953年12月11日 - )は、スウェーデンのバレエダンサー、女優である。
フィンランド系ロシア人を両親として、コロンビアのボゴタに生まれた。1963年から1971年までストックホルムのバレエ学校でバレエを学び、1971年にスウェーデン王立バレエ団に入団した。同年、ルドルフ・ヌレエフ振付による『くるみ割り人形』で初の大役を与えられた[1]。
1972年にはヴァルナ国際バレエコンクールに出場して、銀メダルを獲得した[1]。1973年にソリストになり、3年後にはプリンシパルダンサーに昇格した。1984年に、スウェーデンのバレエダンサーとしては初めて「プリマ・バレリーナ・アッソルータ」の称号を授与された。1990年にはスウェーデン国王カール16世グスタフから、「デイム」(Dame)及び「宮廷ダンサー」(Dancer of the Court)の称号を授与されている[1]。世界各地で活躍し、1984年にはガリーナ・ウラノワから『ジゼル』の直伝を受けた[1]。レパートリーは、クラシックバレエはもとより、マクミラン、クランコ、ノイマイヤーなど幅広い。
2010年1月、ストックホルムに舞踊学校「Base 23」を創立した[2] 。なお、2006年度のミス・スウェーデンに選ばれたモデルで女優のユセフィナ・アルハンコ(en:Josephine Alhanko)は姪にあたる[3]。