オーバーハウゼン国際短編映画祭(オーバーハウゼンこくさいたんぺんえいがさい、Internationale Kurzfilmtage Oberhausen, 英語:The International Short Film Festival Oberhausen)は、毎年ドイツのオーバーハウゼンで開かれる国際映画製作者連盟 (FIAPF) 公認の国際映画祭である。短編映画専門の映画祭としては世界でもっとも古いもののひとつ。オーバーハウゼンのリヒトブルク映画劇場を会場とする。
本映画祭に参加した著名な映画監督として、ヴィム・ヴェンダース、マーティン・スコセッシ、ジョージ・ルーカス、ヴェルナー・ヘルツォークなどがいる。
1954年に「Westdeutsche Kulturfilmtage」(西ドイツ文化映画祭、「Filmtage」は正確には「フィルムデーズ」の意)として創設。1958年、モットーとして「Weg zum Nachbarn」(隣人への道)を制定。翌1959年、「Westdeutsche Kurzfilmtage」(西ドイツ短編映画祭)と改称。その後1991年、現在の名称である「Internationale Kurzfilmtage Oberhausen」に再度改称している。
1962年、本映画祭に集ったドイツの若手映画作家たちが「オーバーハウゼン・マニフェスト」[1]を発表。賛同する若手作家たちがこのグループと同盟を結んだ。このマニフェストから「ニュー・ジャーマン・シネマ」が始まったことから、本映画祭が世界的に広く知られ、また映画史に名を残すこととなった。
1970年、初のコンピュータアニメが出品される。1989年、ビデオ部門を導入。