カミーロ・フィリッピ Camillo Filippi | |
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カミーロ・フィリッピ作 「キリスト降誕」 | |
生誕 |
1500年ころ フェラーラ |
死没 |
1574年 フェラーラ |
カミーロ・フィリッピ(Camillo Filippi、1500年ころ - 1574年)は、イタリアの画家である。フェラーラ派の画家、ドッソ・ドッシの影響を強く受けた画家である。
フェラーラで生まれた。父親のセバスティアーノ・フィリッピ(Sebastiano Filippi il Vecchio)も画家で、カミーロ・フィリッピはドッソ・ドッシ( c.1490-1542)の弟のバッティスタ・ドッシ(生没年不詳)やジローラモ・ダ・カルピ(1501-1556)の弟子として画家のキャリアが始められた。ジローラモ・ダ・カルピとDelizia de Voghieraの装飾をした。この時、一緒に働いたビアージョ・プッピーニ(Biagio Pupini)やガロファロといった画家と知り合い影響を受けた。ガロファロとともにフェラーラのタペストリー工場でタペストリーのデザインもした。
作品にはフェラーラのサンタ・マリア・イン・ヴァド教会(Chiesa di Santa Maria in Vado)の宗教画やフェラーラのオラトリオ・デッレ・アンヌンツィアータOratorio dell'Annunziataの壁画などがある。
フェラーラ亡くなった。息子のセバスティアーノ・フィリッピ(Sebastiano Filippi、別名 Bastianino; 1528/1532–1602)とチェーザレ・フィリッピ(Cesare Filippi: 1536-1602以降)も画家になった[1]。