カリム・アントワン・ハビブ(Karim Antoine Habib、1970年生)は、レバノン系カナダ人の自動車デザイナーである。
幼少期にケベック州モントリオールに移住しマギル大学で学んだ。また、アートセンター・カレッジ・オブ・デザインのスイス校にも留学した[1]。1998年、BMWに入社。
2009年にダイムラーに移籍。メルセデス・ベンツのチーフデザイナーであるゴードン・ワグナーの直属の部下となり、コンセプトカーのFシリーズの責任者となる[2]。2011年、BMWに復帰しチーフエクステリアデザイナーとなる[3]。
2012年、BMWブランドのチーフデザイナーとなり、BMWグループ全体のデザインを統括するアドリアン・ファン・ホーイドンクの直属の部下となる[4]。
2017年3月14日、日産自動車のグローバルデザイン統括担当SVPとなったアルフォンソ・アルベイザの後任としてインフィニティのチーフデザイナーに7月1日付で就任することが発表された[5]。しかし、2019年8月26日にインフィニティを去ることが発表され、中村泰介が後任となった[6]。9月6日、起亜自動車がハビブが10月からデザインセンター長兼上級副社長に就任することを発表した[7]。