カール・マリア・ルイトポルト・フォン・バイエルン(Karl Maria Luitpold Prinz von Bayern, 1874年4月1日 リンダウ - 1927年5月7日 ミュンヘン)は、ドイツ・バイエルン王国の王族・軍人。
1914年に最後のバイエルン王ルートヴィヒ3世となるバイエルン王子ルートヴィヒとその妻のオーストリア=エステ大公女マリア・テレジアの間の次男として、ボーデン湖畔のヴィラ・アム・ゼー(Villa am See)で誕生。
兄ループレヒトと同じくバイエルン王国軍軍人の道を進み、予備役歩兵連隊に所属して陸軍少将まで進んだ。1892年5月5日から1918年の王政廃止まで、バイエルン邦議会の第1院(貴族院)に当たるバイエルン参議院の議員を務めた[1]。
生涯独身のまま53歳で亡くなり、ミュンヘンの聖母教会に葬られた[2]。