阿里昆莎空港 阿里昆莎机场 ལྷ་ས་གོང་དཀར་རྫོང་ Ngari Gunsa Airport | |||||||
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IATA: NGQ[1] - ICAO: ZUAL[2] | |||||||
概要 | |||||||
国・地域 | 中華人民共和国 | ||||||
所在地 | チベット自治区ガリ地区 | ||||||
種類 | 軍民共用[3] | ||||||
運営者 | 中国民航総局 | ||||||
開港 | 2010年7月1日 | ||||||
標高 | 4274.07[4] m | ||||||
座標 | 北緯32度6分51秒 東経80度2分40秒 / 北緯32.11417度 東経80.04444度 | ||||||
地図 | |||||||
中国全体とチベット自治区の空港位置図 | |||||||
滑走路 | |||||||
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リスト | |||||||
空港の一覧 |
阿里昆莎空港 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 阿里昆莎機場 |
簡体字: | 阿里昆莎机场 |
拼音: | Ālǐ Kūnshā Jīchǎng |
発音: | アーリー クンシャ ジーチャン |
英文: | Ngari Kunsha Airport |
阿里昆莎空港(ありこんさくうこう)またはガリ空港(ガリくうこう)は中華人民共和国チベット自治区ガリ地区ガル県に位置する空港。獅泉河鎮(ガリ地区の政府所在地)の西南にある。
稲城亜丁空港(海抜4,436 m・四川省)、チャムド・バンダ空港(海抜4,334 m・チベット自治区)、ダルツェムド空港(海抜4,280 m・四川省)に次ぎ、2015年9月現在世界で4番目の標高にある4D級の支線用空港である。総投資額16.474億元で[4]、4500mの滑走路を持ち、ボーイング737-700やエアバスA319、イリューシン Il-76が発着出来る[6]。
1969年12月18日に毛澤東が「関於加强阿里地区工作的指導」という文書を著し、その中でガリ地区に飛行場を作ると有り、空軍司令部と南疆軍区の指導者は二度に渡りガリ地区を視察調査したが、(資材の)輸送が困難なのと、費用が多大なので実現できなかった[7]。その後、中国の経済発展により建設可能となった[7]。当空港はインドとの国境近辺での空白地域を補う意義がある[8]。大型輸送機が発着出来る事からチベット地域及び対インドでの軍事輸送に重要な意義を持つ[9]。