キア・フォルテ | |
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3代目 EX | |
概要 | |
販売期間 | 2008年- |
ボディ | |
ボディタイプ |
4ドアセダン 2ドアクーペ 5ドアハッチバック |
駆動方式 | 前輪駆動 |
系譜 | |
先代 |
キア・セラトー キア・スペクトラ |
フォルテ(英: Forte 、朝: 포르테[注釈 1])は、韓国のKIAが生産・販売している自動車である。
キア・フォルテ(初代) TD型 | |
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セダン | |
クーペ | |
ハッチバック | |
概要 | |
別名 |
キア・セラトー キア・セラトーフォルテ |
製造国 |
韓国 中華人民共和国 エクアドル イラン カザフスタン マレーシア ロシア |
販売期間 |
2008年 - 2012年 2009年 - 2017年(中国、シューマ) 2009年 -(中国、フォルテフルイディ) 2013年 - 2020年(イラン) |
デザイン |
カート・カールス トム・カーンズ |
ボディ | |
乗車定員 | 5名 |
ボディタイプ |
4ドアセダン 2ドアクーペ 5ドアハッチバック |
パワートレイン | |
エンジン |
ガソリン: 1.6/2.0/2.4L 直列4気筒 ディーゼル: 1.6L 直列4気筒 |
変速機 |
5/6速MT 4/5/6速AT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,650mm |
全長 |
4,480mm (クーペ) 4,530mm (セダン) 4,340mm (ハッチバック) |
全幅 |
1,765mm (クーペ) 1,775mm (セダン、ハッチバック) |
全高 |
1,400mm (クーペ) 1,460mm (セダン、ハッチバック) |
系譜 | |
先代 | キア・セラトー |
2008年発表。それまで発売されていたセラトーの後継機種として2,100億ウォンの費用と29ヶ月に及ぶ期間を投じて開発された車である。
ボディタイプは当初は4ドアセダンのみが設定され、のちに「クープ」(Koup )のサブネームを持つ2ドアクーペと5ドアハッチバックが追加された。なお、クーペタイプの車種はキアのラインナップとしては初となる。外寸はセラトーに比べて一回り大きくなっている。
スタイリングはフォルクスワーゲンやアウディでチーフデザイナーを務めたペーター・シュライヤーが担当。キアの新しいファミリーフェイスである、虎の目・鼻・口を形象化した「タイガーノーズグリル」を採用した。また、前面を低くし後面をハイデッキ化することでスピード感を表現したという。
エンジンは韓国仕様がCVVTを採用した124仏馬力の1.6Lガソリンエンジン(γエンジン)と128PSの1.6Lターボディーゼルエンジン、北米仕様には2.0Lと2.4Lの(θエンジン)が搭載される。
2009年にはキア初のハイブリッドカーとなる「LPIハイブリッド」が発売されたが、これは世界的に見ても珍しいLPGのハイブリッドカーでもある。
装備についてもプッシュスタートシステムやスマートエントリー、自発光式メーターなどロッツェイノベーションに迫る内容とし、豊かで自然な中低音を奏でる「パワーベース」技術を韓国車で初めて適用するなどクラスを超えた上級感をアピールした。
キア・フォルテ(2代目) YD型 | |
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セダン | |
クーペ | |
ハッチバック | |
概要 | |
別名 |
キア・セラトー キア・K3 |
製造国 |
韓国 マレーシア ロシア メキシコ アルジェリア |
販売期間 |
2012年 - 2018年 2017年 - 2020年(メキシコ) |
デザイン | カート・カール |
ボディ | |
乗車定員 | 5名 |
ボディタイプ |
4ドアセダン 2ドアクーペ(K3クープ) 5ドアハッチバック(K3ユーロ) |
パワートレイン | |
エンジン | 1.6/1.8/2.0L I4 |
変速機 |
6速MT 6速AT 7DCT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,700mm |
全長 |
4,560mm (クーペ) 4,530mm (セダン) 4,350mm (ハッチバック) |
全幅 | 1,780mm |
全高 |
1,420mm (クーペ) 1,445mm (セダン) 1,460mm (ハッチバック) |
2012年発表。開発には42ヵ月と3,000億ウォンを費やした。キアでは初年度に41万台(うち韓国国内で5万5000台)、2014年には50万台の販売を見込んでいる[4] [5]。
ボディタイプは当初はセダンのみ。先代より長く低く幅広くなり、クーペ風の流線型のスタイリングとなった。プラットフォームをMD型ヒュンダイ・エラントラと共有する。
エンジンは韓国仕様がガンマ 直4 1.6L GDI (140ps) となり、ISG (Idol Stop and Go) も設定される。中国仕様には93.8KW (128ps) のガンマ 直4 1.6Lと107kW (146ps) のNu 直4 1.8Lが搭載される。
テレマティクスサービスの「UVO」にも対応する。UVOはフォードのSYNCと同様、マイクロソフトとの共同開発によるシステムである。サービスはアメリカのみならず韓国でも提供される。ドライバーがスマートフォンなどのITデバイスを介して自動車の操作を行えるなどの機能を有する。
尚、従来型のフォルテクープとハッチバックはK3登場後も2013年上半期まで継続販売され、2013年8月以降にフォルテクープは「K3クープ(北米名:クープ、豪州名:セラトークープ)」、ハッチバックは「K3ユーロ」としてフルモデルチェンジし、再登場した。
キア・フォルテ(3代目) BD型 | |
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セダン | |
概要 | |
別名 |
キア・セラトー キア・K3 |
製造国 |
韓国 メキシコ |
販売期間 | 2018年 - |
ボディ | |
ボディタイプ |
4ドアセダン 5ドアハッチバック |
パワートレイン | |
変速機 |
6速MT 6速AT 7速DCT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,700mm |
全長 |
4,640 mm(セダン) 4,510 mm(ハッチバック) |
全幅 | 1,800mm |
全高 | 1,440mm |
2018年2月27日、2代目「K3」の名で韓国国内発表・発売開始。
Calendar year | アメリカ | カナダ | メキシコ | 韓国[11] | 世界 |
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2009 | 26,327 | 51,374 | |||
2010 | 68,500 | 43,486 | |||
2011 | 76,294 | 34,389 | |||
2012 | 75,681 | 41,995 | 352,226[12] | ||
2013 | 66,146 | 52,084 | |||
2014 | 69,336 | 11,867[13] | 49,303 | ||
2015 | 78,919 | 2,377[14] | 42,912 | 357,796 | |
2016 | 103,292 | 12,900 | 36,854 | 400,010 | |
2017 | 117,596 | 17,724 | 28,165 | ||
2018 | 101,890 | 14,399 | 17,848[15] | 44,514 | |
2019 | 95,609 | 15,549[16] | 17,712[17] | 44,387 |
「フォルテ」は、イタリア語で「大きく、強く」を意味する音楽用語に由来する。オーストラリア、ロシア、ブラジル、南アフリカ共和国など一部の地域ではセラトーの車名が使用され、シンガポールやアルゼンチンではセラトーフォルテとして販売される。