ギイ・グロッソ

『ルイ・ド・フュネス/サントロペ大混戦』を撮影中のギイ・グロッソ

ギイ・グロッソ(Guy Grosso, 1931年8月19日 - 2001年2月14日)は、フランス俳優。本名ギイ・マルセル・サラザン。オワーズ県ボーヴェ生まれ。

1950年代末に、俳優のミシェル・モドと「コンビ・グロッソ・モド」(グロッソ・モドはイタリア語からの借用語フランス語で「大雑把」を意味する)を組み、喜劇で活躍した。ルイ・ド・フュネスの多くの映画で脇役を務め、特に『ルイ・ド・フュネスのサントロペシリーズ』のガストン・トリカール隊員役で知られる。

演劇ではモリエールの『守銭奴』(ルイ・ド・フュネス主演の『守銭奴 (1980年の映画)』にも出演)を晩年の2000年まで演じた他、クルト・ヴァイルの『三文オペラ』なども演じた。ミシェル・モドと共同で1993年に戯曲『Faites comme chez nous (僕らの家みたいにして)[1]』を書き、出演した。テレビドラマでは『fr:Les Brigades du Tigre(タイガー旅団)』シリーズや、テレビ放送版シェイクスピア夏の夜の夢』(1969年、ジャン=クリストフ・アヴェルティ監督)のルコワン/クインス役(ミシェル・モドはラフリュート/フルート役)などに出演した。

イヴリーヌ県サン=ジェルマン=アン=レーにて死去。彼の墓はパリに隣接するオー=ド=セーヌ県ルヴァロワ=ペレの墓地にある。

出演した主な映画

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ルイ・ド・フュネス作品

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脚注

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  1. ^ フランス語では訪問客に対して「どうぞお気兼ねなく」という意味の決まり文句で「君の家みたいに(気楽に)して Fait comme chez toi / Faites comme chez vous」というが、それをもじって「ウチのやり方に合わせなさい」という正反対の意味にしている