クリスタル・プラネット

『クリスタル・プラネット』
ジョー・サトリアーニスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ハードロックインストゥルメンタル・ロック
時間
レーベル エピック・レコード
プロデュース マイク・フレイザー(#1 - #12)[2]
ジョー・サトリアーニ、エリック・ヴァレンタイン(#13)[2]
ジョー・サトリアーニ、エリック・ヴァレンタイン、ジョン・クニベルティ(#14)[2]
ジョー・サトリアーニ、ジョン・クニベルティ(#15)[2]
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 10位(フランス[3]
  • 32位(イギリス[4]
  • 35位(フィンランド[5]
  • 40位(スイス[6]
  • 50位(アメリカ[7]
  • 54位(オランダ[8]
  • 73位(ドイツ[9]
  • ジョー・サトリアーニ アルバム 年表
    G3ライヴ(with エリック・ジョンソンスティーヴ・ヴァイ
    (1997年)
    クリスタル・プラネット
    (1998年)
    エンジンズ・オブ・クリエーション
    (2000年)
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    クリスタル・プラネット』(Crystal Planet)は、アメリカ合衆国のギタリスト、ジョー・サトリアーニ1998年に発表した7作目のスタジオ・アルバム

    背景

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    本作収録曲のうち3曲は、リリース当時は5歳半だったサトリアーニの息子Z.Z.が共作者としてクレジットされている[10]。また、「Z.Z.ソング」は妻がZ.Z.を身籠っていた頃に作られた曲で、サトリアーニが妻の腹にヘッドフォンを当て胎内のZ.Z.にこの曲を聴かせたところ、腹を蹴るのをやめておとなしくなったという[10]

    反響

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    母国アメリカのBillboard 200では50位に達し、自身7作目の全米トップ100アルバムとなった[7]。フランスでは1998年3月7日付のアルバム・チャートで初登場10位となり、6週連続でトップ100入りするヒットとなった[3]

    評価

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    収録曲「ア・トレイン・オブ・エンジェルズ」は、第41回グラミー賞において最優秀ロック・インストゥルメンタル・パフォーマンス賞にノミネートされた[11]。Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「定番のハードロック・ナンバーやバラードもあるが、このアルバムの驚くべきところは、彼のテクニックがさらなる進化および深化を遂げ、未知の海域に乗り出していることである。彼のインストゥルメンタル作品としては『サーフィング・ウィズ・ジ・エイリアン』以来の傑作である」と評している[12]

    収録曲

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    特記なき楽曲はジョー・サトリアーニ作曲。

    1. アップ・イン・ザ・スカイ - Up in the Sky - 4:09
    2. ハウス・フル・オブ・ブレッツ - House Full of Bullets - 5:33
    3. クリスタル・プラネット - Crystal Planet - 4:35
    4. ラヴ・シング - Love Thing - 3:50
    5. トランドラムバリンド - Trundrumbalind - 5:13
    6. ライツ・オブ・ヘヴン - Lights of Heaven - 4:23
    7. ラズベリー・ジャム・デルタv - Raspberry Jam Delta-v - 5:21
    8. セレモニー - Ceremony - 4:53
    9. ウィズ・ジュピター・イン・マインド - With Jupiter in Mind - 5:46
    10. シークレット・プレイヤー - Secret Prayer - 4:27
    11. ア・トレイン・オブ・エンジェルズ - A Train of Angels (Joe Satriani, Z.Z. Satriani) - 3:42
    12. ア・ピース・オブ・リキッド - A Piece of Liquid (J. Satriani, Z.Z. Satriani) - 3:04
    13. サイコ・モンキー - Psycho Monkey (J. Satriani, Z.Z. Satriani) - 4:36
    14. タイム - Time - 5:05
    15. Z.Z.ソング - Z.Z.'s Song - 3:04

    日本盤ボーナス・トラック

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    1. エキストリーミスト(ライヴ) - The Extremist (live) - 3:48

    参加ミュージシャン

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    • ジョー・サトリアーニ - ギター(all songs)、ギターシンセサイザー(on #3)、キーボード(on #5, #7, #13, #14)、ベース(on #2, #13, #14)、ハーモニカ(on #2)
    • Eric Caudieux - キーボード(on #3, #7, #9, #12)、オーケストレーション(on #7)
    • スチュアート・ハム - ベース(on #1, #3, #4, #5, #6, #7, #8, #9, #10, #11, #12)
    • ジェフ・キャンピテリ - ドラムス(on #1 - #12)、パーカッション(on #1, #4, #6, #8, #9, #10, #11, #12)
    • エリック・ヴァレンタイン - キーボード(on #14)、ベース(on #14)、ドラムス(on #13, #14)、パーカッション(on #13, #14)
    • エルク・サンダー - パーカッション(on #8)
    • ローズ・ハウ - パーカッション(on #14)

    脚注

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    1. ^ ジョー・サトリアーニ/クリスタル・プラネット”. CDJournal. 音楽出版社. 2020年8月4日閲覧。
    2. ^ a b c d CD英文ブックレット内クレジット
    3. ^ a b lescharts.com - Joe Satriani - Crystal Planet
    4. ^ JOE SATRIANI | full Official Chart History | Official Charts Company - 「ALBUMS」をクリックすれば表示される。
    5. ^ finnishcharts.com - Joe Satriani - Crystal Planet
    6. ^ Joe Satriani - Crystal Planet - hitparade.ch
    7. ^ a b Joe Satriani - Awards”. AllMusic. 2015年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月4日閲覧。
    8. ^ Joe Satriani - Crystal Planet - dutchcharts.nl
    9. ^ Offizielle Deutsche Charts
    10. ^ a b Blackburn, Mike. “Joe Satriani Interview - Instrumental Hero”. All Out Guitar. 2020年8月4日閲覧。
    11. ^ Joe Satriani - Artist”. GRAMMY.com. Recording Academy. 2020年8月4日閲覧。
    12. ^ Erlewine, Stephen Thomas. “Crystal Planet - Joe Satriani”. AllMusic. 2020年8月4日閲覧。