この記事は広告・宣伝活動のような記述内容になっています。 (2022年8月) |
民間向けのヴェクター CRB | |
クリス ヴェクター | |
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種類 | 短機関銃 |
製造国 | アメリカ合衆国 |
設計・製造 | クリス USA |
年代 | 現在 |
仕様 | |
種別 | 次世代短機関銃 |
口径 |
.45 9mm 10mm .40 .22 |
銃身長 | 140mm (SMG・SBR/SO) |
使用弾薬 |
.45ACP弾 9x19mmパラベラム弾 10mmオート弾 .40S&W弾 .357SIG弾 9x21mm弾 .22LR弾 |
装弾数 | 13・17・30発 (.45ACP) |
作動方式 | ブローバック方式 |
全長 | 406mm(ストック展開時617mm)(SMG・SBR/SO) |
重量 | 2.5kg (SMG・SBR/SO) |
発射速度 | 1,200発/分 |
銃口初速 | 400m/s |
有効射程 | 45m |
歴史 | |
設計年 | 2006年 |
製造期間 | 2006年- |
バリエーション |
SDP SMG SBR/SO CRB/SO |
クリス ヴェクター(クリス ベクター、KRISS Vector)は、アメリカ合衆国のクリス USA社(前:TDI社)が開発したサブマシンガンである。クリス スーパーV (Kriss Super V) という反動吸収システムが採用されている。
アメリカ軍が9x19mmパラベラム弾の威力に不安を感じ、かつてトンプソン・サブマシンガンやイングラムM10で使用され、高威力の.45ACP弾を使うサブマシンガン開発計画が軍内部で持ち上がった。しかし、.45ACP弾を使う場合は発射時の反動が大きいという問題があった。そこで、クリス USA社(前:TDI社)とピカティニー造兵廠が共同開発を行い、そこで誕生したのがクリス スーパーVという反動吸収システムであり、これを組み込んで誕生したのがクリス ヴェクターである。 このメカニズムはトリガーとマガジンの間に内蔵されているV字型の機構にある。通常、発砲時の最大圧力を経て発生する反動は後方へ強く掛かり、ボルトの後退にはある程度のスペースを要するが、本銃は後退を開始する際にボルト後部にある制御カムと連動するスライダーが下降を開始することによって反動の伝達を下へ逃がすと同時に後退空間を省スペース化する構造となっている[1]。これによってグリップ位置をボルトのすぐ後ろ且つ、銃身の軸線(ボアライン)よりも高い位置に配置可能となったことで反動を上から抑え込む腕の力がより強く伝わる射撃姿勢になり、これらが総合的に機能することで大きな反動抑制力を得ている。
また、アンビタイプのセレクターレバーやピカティニー・レール、フォアグリップを標準で備え、アイアンサイトは光学照準器を取り付ける際の邪魔にならないよう考慮されている。マガジンは専用の17発・30発が存在するが、グロック21のマガジンも使える。
使用弾薬に関しては当初の開発目的である.45ACP弾のみであったが、Gen2型からは9mmパラベラム弾や10x25mmオート弾、.40S&W弾、.357SIG弾、9x21mm弾がバリエーションに加わり、後に22口径モデルも登場した。
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YouTubeより。クリス・ヴェクターの最大の特徴である反動制御システムが効果的に作用している事が理解できる映像資料へのリンクである。