ケプラー440b Kepler-440b[1][2] | ||
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星座 | こと座 | |
分類 | 太陽系外惑星 | |
軌道の種類 | 周回軌道 | |
発見 | ||
発見年 | 2015年[2] | |
発見者 | Kepler Team | |
発見方法 | トランジット法 | |
軌道要素と性質 元期:J2000.0 | ||
軌道長半径 (a) | 0.242+0.066 −0.041 AU[2] (3620万3200+6133600 −9873600km) | |
離心率 (e) | >0.34+0.12 −0.19[2] | |
公転周期 (P) | 101.11141+0.00087 −0.00068 日[2] | |
軌道傾斜角 (i) | 89.93+0.07 −0.18 °[2] | |
通過時刻 | BJD 2455756.2986+0.0028 −0.0027[2] | |
ケプラー440の惑星 | ||
位置 元期:J2000.0 | ||
赤経 (RA, α) | 19h 01m 23.99s[1] | |
赤緯 (Dec, δ) | +41° 27′ 7.94″[1] | |
距離 | 850.86+52.16 −149.96 光年 (261+16 −46 パーセク[2]) | |
物理的性質 | ||
直径 | 2万3700km | |
半径 | 1.86+0.24 −0.19 RE[2] | |
表面積 | 17.64623×108 km2 | |
体積 | 6.970281×1012 km3 | |
質量 | 7.7+33.5 −4.6 ME[3] | |
表面温度 | 273 K[3] | |
他のカタログでの名称 | ||
KOI-4087b,KOI-4087.01,KIC 6106282,2MASS J19012398+4127079 | ||
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ケプラー440b(英語: Kepler-440b)は、地球から851光年(261パーセク)離れていて、地球からはこと座にあるK型主系列星ケプラー440を周回する太陽系外惑星である。地球に近いサイズの惑星であり、主星のハビタブル・ゾーン(生命が存在する可能性のある領域)内に存在すると考えられている[4]。
ケプラー440bはアメリカ航空宇宙局(NASA)のケプラー宇宙望遠鏡により、トランジット法で2015年に発見された。観測時のKepler object of interest (KOI) における名称はKOI-4087.01[1]。
海王星 | ケプラー440b |
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ケプラー440bは半径が地球の1.86倍と、太陽系外惑星の中では小さい方である。太陽の半分余りの質量、半径しか持たない、K型主系列星ケプラー440から0.24AUの距離を101.1日で公転している。この軌道はケプラー440系における、惑星の表面に液体の水が存在できるハビタブルゾーンに位置しているとされている。質量については分かっていないが、プエルトリコ大学アレシボ校が制作しているHabitable Exoplanets Catalogでは地球の3.1倍から41.2倍と記されている[3]。