コンフィニティ(英:Confinity Inc.) は米国のソフトウェア企業であり、シリコンバレーに拠点を置いていた。
PayPalを創り出した企業であることでよく知られている。
創業当初はマックス・レヴチンやピーター・ティール、またルーク・ノゼックらにより、PalmPilot支払いや暗号技術開発企業として設立された[1]。
コンフィニティの開始当初の社員の多くは、ティールが開業した「The Stanford Review」出身の卒業生たちで構成され、初期の技術者達はほとんどイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校からレヴチンによって採用された人々であった。初期の頃は、ノキア・ベンチャーズ社やドイツ銀行、またCyberCash社の創業者であるWilliam N. Meltonなどによって融資を受けていた[2]。
コンフィニティの二番目のオフィスであるカリフォルニア州パロアルトの165 University Avenueは、過去にGoogleとLogitechのオフィスであったことが知られている[3]。
コンフィニティ社は1999年後期に、画期的なサービスであったPayPalを発表した[1]。2000年3月、コンフィニティはイーロン・マスクが創業したX.comと合併することになる[4]。
新規株式公開後、コンフィニティはeBayによって買収された。eBayとPayPalは2015年に分離している[5]。