ジョセフ・ラスナック | |
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生年月日 | 1958年11月25日(66歳) |
出生地 | ドイツ |
職業 | 映画監督、脚本家 |
ジャンル | 映画 |
活動期間 | 1964年 - |
ジョセフ・ラスナック(Josef Rusnak、1948年11月25日 - )は、ドイツの脚本家、映画監督。
日本語では、英語風の発音に基づいてジョセフ・ラスナックとして言及されるが、ドイツ語での発音はヨーゼフ・ルズナクに近い。
ラスナックは、脚本家兼監督として1984年の映画『Kaltes Fieber』でデビューし、この作品で同年のドイツ映画賞最優秀監督賞を受賞した[1]。続いて、彼はフランスのテレビ局のためにテレビ・シリーズのいくつかのエピソードの監督を務めた。
1997年、ラスナックは『ノーストリングス (No Strings Attached)』と、ヒラリー・スワンク主演の『Quiet Days in Hollywood』を監督し、ドイツのテレビ犯罪ドラマ・シリーズ『シマンスキ (Schimanski)』のエピソードのひとつ「Schimanski: Die Schwadron」を担当した。
1998年には、ローランド・エメリッヒ監督の『GODZILLA』に参加し、第2班監督 (second unit director) を務めた。その後、エメリッヒは、ラスナックの次作『13F』の映画プロデューサーのひとりとなったが[2]、この作品は、以前にドイツで手がけられたテレビのミニシリーズ『Welt am Draht』(英語: World on a Wire)のリメイクであった。この作品でラスナックは、 脚本も担当した[3]。
その後、しばらく監督作品がなかったラスナックは、ウェズリー・スナイプス主演の2007年の映画『ウェズリー・スナイプス ザ・シューター (The Contractor)』を手がけた。翌2008年の映画『アート・オブ・ウォー2 (The Art of War II: Betrayal)』でも再びスナイプスと組んだ。次に監督した2009年の映画『ダニエル/悪魔の赤ちゃん (It's Alive)』は、ラリー・コーエンが監督した原題が同じ1974年の映画『悪魔の赤ちゃん (It's Alive)』のリメイクであった[4]。
2010年には、フランカ・ポテンテ主演のドラマ映画『Valerie』を監督した[5]。2012年には、『Beyond』を監督した[6]。
ラスナックは、2001年まで女優のクラウディア・ミヒェルゼンと結婚していた[7]。ふたりの間には、1998年に生まれたひとり娘がいる。