スイス宇宙局(Swiss Space Office, SSO)はスイスの宇宙機関[1]。1998年に設立され、本部はベルンに位置する[2]。
SSOはスイス連邦参事会が定めるスイスの宇宙政策を計画・実施する行政機関である[3]。
スイスは設立時からの欧州宇宙機関(ESA)の参加国であり、ESAの枠内での宇宙研究開発を行っている[2]。2009年度のESA拠出金は9440万ユーロであり、全体の2.63%を占めて、参加国中8位だった[2]。
スイス初の人工衛星は2009年にローザンヌ技術専門学校がインドのPSLVロケットにより打ち上げたスイスキューブであり、この衛星によってスイスは世界で49番目の衛星保有国となった[2]。
スイス国内における宇宙開発の公的機関として、SSOのほかにSER(教育研究事務局)が存在する。