『ストリート・ファイティング・イヤーズ』 | ||||
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シンプル・マインズ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1988年3月 - 1989年3月 | |||
ジャンル |
オルタナティヴ・ロック プログレッシブ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | ヴァージン、A&M | |||
プロデュース |
トレヴァー・ホーン スティーヴン・リップソン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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シンプル・マインズ アルバム 年表 | ||||
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『ストリート・ファイティング・イヤーズ』収録のシングル | ||||
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『ストリート・ファイティング・イヤーズ』(Street Fighting Years)は、イギリスのロックバンド、シンプル・マインズの8枚目のアルバム。1989年5月8日にリリース。
今までのアルバムと異なり、ベーシストやドラマーなどに数人のセッションミュージシャンが参加したため、バンドのベーシストであるジョン・ギブリンとドラマーのメル・ゲイナーも同じくセッションメンバーとしてクレジットされることとなった。セッションミュージシャンにはピーター・ガブリエルの作品に参加したマヌ・カチェ、ポリスのスチュワート・コープランド、リサ・ゲルマーノらが集まった。プロデューサーはトレヴァー・ホーン、スティーヴン・リップソンが担当し、リップソンはベーシストとしてもアルバムのレコーディングに参加した。またアルバムの2枚目のシングルである「This Is Your Land」にはルー・リードがボーカルで参加した。アルバムレコーディング後にギブリンが脱退し、1990年にデビュー時からのキーボーディストであるマイケル・マクニールも脱退した。
チェロやコントラバス、バグパイプ、アコーディオンといった楽器を使用し、『スパークル・イン・ザ・レイン』や『ワンス・アポン・ア・タイム』のスタジアム・ロック的な音響を維持しつつ、ケルト音楽やフォーク音楽からの影響も聴かせる、商業性から距離を置いた作風となった。
セールス面ではアルバムは全英1位を記録[1]。アルバムからのファーストシングル「Belfast Child」も1位にランクインした。アルバムはヨーロッパ各国でもチャートトップ5にランクインを果たすなど成功を収めた。その一方でアメリカでは70位と、前作『ワンス・アポン・ア・タイム』の10位から大きく順位を下げる結果となった[10]。
特筆ない限り全曲シンプル・マインズ(ジム・カー、チャーリー・バーチル、マイケル・マクニール)の作曲。