『スマイリー・スマイル』 | ||||
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ザ・ビーチ・ボーイズ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1967年6月3日 - 7月14日 「Good Vibrations」は1966年2月18日 - 9月1日, 「Heroes And Villains」 backing track 1966年10月, 「Vegetables」 1967年4月 | |||
ジャンル | サイケデリック | |||
時間 | ||||
レーベル |
ブラザー・レコード/ キャピトル・レコード | |||
プロデュース | ザ・ビーチ・ボーイズ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ザ・ビーチ・ボーイズ アルバム 年表 | ||||
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『スマイリー・スマイル』(Smiley Smile)は、1967年にリリースされたザ・ビーチ・ボーイズのオリジナルアルバム。
1966年の秋から1967年の春にかけて、音楽界ではビーチ・ボーイズの『ペット・サウンズ』に続く作品『スマイル』が待望視されていた。1966年後半の世界的なヒットとなった「グッド・ヴァイブレーション」も新しいアルバムへの期待を増加させた。
しかし、『スマイル』のリリースは1967年5月に急遽キャンセルとなり、モンタレー・ポップ・フェスティバルへの出演も断ることとなった。
そんな中、制作が滞っている『スマイル』の代替品として本作がリリースされた。 これは発売済みのシングルと、『スマイル』制作途中の断片を再利用して急拵えで仕立て上げたものだったが、『スマイル』の残滓的な内容にもかかわらず、カルト的な人気を博するようになった。
後に、ブライアン・ウィルソンが、アルバムに対する過度の期待が重圧となり、ストレスによる薬物使用とノイローゼにより『スマイル』の制作を放棄したことが明らかになった。その後、ブライアンの音楽活動は徐々に低迷していくこととなる。
『ザ・ビーチ・ボーイズ・トゥディ』より『ワイルド・ハニー』までは、ブライアンの右耳の聴力の悪化により、発売当時アルバムはモノ・ミックスのみで制作され、ステレオ盤は擬似ステレオだった。
2012年に『サーフィン・U.S.A.』から本作までがモノ&ステレオの2in1仕様でCD化された際、初めてアルバム全体のトゥルー・ステレオ・ヴァージョンが作成された。「英雄と悪漢」と「ヴェジタブル」は2001年に発表されたコンピレーション・アルバム『Hawthorne, CA)』にステレオ・ミックスを収録していたものの、今回新しくリミックスされている。ただし「グッド・ヴァイブレーション」はヴォーカルのマルチ・トラック・テープが行方不明のため、マーク・リネットの監修のもとでデリー・フィッツジラルドにより作成された新たなステレオ・エクストラクション・ミックスを収録している。