『スローハンド』 | ||||
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エリック・クラプトン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1977年5月 オリンピック・スタジオ(ロンドン) | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | RSOレコード | |||
プロデュース | グリン・ジョンズ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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エリック・クラプトン アルバム 年表 | ||||
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『スローハンド』(Slowhand)は、エリック・クラプトンが1977年に発表したアルバム。タイトルは、エリックのニックネーム。ビルボード誌のアルバム・チャートで2位を記録。
エリック・クラプトンの代表作とされることの多い作品。音楽評論家のStephen Thomas Erlewine は、allmusicにおいて『461 オーシャン・ブールヴァード』と並ぶ傑作と評しており[8]、『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500』に於いて325位にランクイン[9]。
『461 オーシャン・ブールヴァード』以降のエリックの作品は、アメリカやジャマイカのスタジオでレコーディングされたが、本作は久し振りに母国イギリスでのレコーディングとなった。プロデューサーは、ローリング・ストーンズやザ・フーとの仕事で知られるグリン・ジョンズ。サポート・メンバーは、1974年からのレギュラー・バンドに、元キング・クリムゾンのメル・コリンズを加えた編成。
「ワンダフル・トゥナイト」は、当時の妻パティにインスパイアされて作ったラヴ・ソングで[10]、エリックのバラードの中でも特に人気が高く、ライブでも頻繁に披露されている。日本のテレビドラマ『しあわせの決断』(1992年放送)の主題歌に使用された他、金子飛鳥『mother』、ベイビーフェイス『Playlist』等でカヴァーされた。
「レイ・ダウン・サリー」は、本作からの第一弾シングルとしてリリースされ、Billboard Hot 100で3位となる[1]。
ジャケットデザインはクラプトン自身が担当し、カヴァーは浅沼ワタルの写真を加工してデザインされた[11]。