スンダ文字補助 | |
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Sundanese Supplement | |
範囲 |
U+1CC0..U+1CCF (16 個の符号位置) |
面 | 基本多言語面 |
用字 | スンダ文字 |
主な言語・文字体系 | |
割当済 | 8 個の符号位置 |
未使用 | 8 個の保留 |
Unicodeのバージョン履歴 | |
6.1 | 8 (+8) |
公式ページ | |
コード表 ∣ ウェブページ |
スンダ文字補助(スンダもじほじょ、英語: Sundanese Supplement)は、Unicodeの66個目のブロック。
インドネシアのジャワ島西部で話されるスンダ語を表記するためのスンダ文字のうち、スンダ文字ブロックに含まれていない、歴史的な写本などに見られる句読点などの約物類が収録されている。
Unicodeのバージョン6.1において初めて追加された。
コード | 文字 | 文字名(英語) | 用例・説明 |
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約物 | |||
U+1CC0 | ᳀ | SUNDANESE PUNCTUATION BINDU SURYA | 太陽を模した記号[1]。
᳆᳀᳆という形で用いられて、テキストの内容が宗教的なものであることを表す[2]。 また、"closing bindu"として用いられ、文末に置かれて句点として機能することもある[2]。 |
U+1CC1 | ᳁ | SUNDANESE PUNCTUATION BINDU PANGLONG | 半月を模した記号[1]。
᳆᳁の形で用いられて、テキストの内容が宗教的なものであることを表す[2]。 |
U+1CC2 | ᳂ | SUNDANESE PUNCTUATION BINDU PURNAMA | 満月を模した記号[1]。
᳅᳂᳅の形で用いられて、テキストの内容が歴史的なものであることを表す。 U+1CC0 ᳀ SUNDANESE PUNCTUATION BINDU SURYAが文末にある、すなわち句点として用いられている場合に読点として用いられる。欧文におけるコンマ(,)に相当する。 |
U+1CC3 | ᳃ | SUNDANESE PUNCTUATION BINDU CAKRA | 車輪を模した記号[1]。 |
U+1CC4 | ᳄ | SUNDANESE PUNCTUATION BINDU LEU SATANGA | 何を表していたかは不明瞭である。元はU+1BBC ᮼ UNDANESE LETTER LEUの「装飾」バージョンだが、® が R でなく、© が C でないのと同じように、これはᮼではない[2]。 |
U+1CC5 | ᳅ | SUNDANESE PUNCTUATION BINDU KA SATANGA | ᳅᳂᳅の形で用いられて、テキストの内容が歴史的なものであることを表す。これは、元々U+1B8A ᮊ SUNDANESE LETTER KAの「半分」の「装飾された」バージョンである[2]。 |
U+1CC6 | ᳆ | SUNDANESE PUNCTUATION BINDU DA SATANGA | ᳆᳀᳆という形で用いられて、テキストの内容が宗教的なものであることを表す。これは元々 U+1B93 ᮓ SUNDANESE LETTER DAの「装飾された」バージョンである[2]。 |
U+1CC7 | ᳇ | SUNDANESE PUNCTUATION BINDU BA SATANGA | ᳇᳇という形で用いられて、テキストの内容が宗教的なものであることを表す。これは元々 U+1B98 ᮘ SUNDANESE LETTER BAの「装飾された」バージョンである[2]。 |
このブロックの小分類は「約物」(Punctuation)の1つのみとなっている[1]。
この小分類にはスンダ文字のうち、歴史的な写本などに見られる句読点などの約物類が収録されている。
スンダ文字補助(Sundanese Supplement)[1] Official Unicode Consortium code chart (PDF) | ||||||||||||||||
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | A | B | C | D | E | F | |
U+1CCx | ᳀ | ᳁ | ᳂ | ᳃ | ᳄ | ᳅ | ᳆ | ᳇ | ||||||||
注釈
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以下の表に挙げられているUnicode関連のドキュメントには、このブロックの特定の文字を定義する目的とプロセスが記録されている。
バージョン | コードポイント[a] | 文字数 | L2 ID | ドキュメント |
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6.1 | U+1CC0..1CC7 | 8 | L2/09-190 | Michael Everson (5 May 2009), Preliminary proposal for encoding additional Sundanese characters for Old Sundanese (WG2 N3648) (英語) |
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