セイボリー (料理)

セイボリー: Savoury)は伝統的なイギリス料理において、甘いプディングデザートに続き、コースの最後に提供される料理。

日本ではスイーツと対比させるように「甘くない軽食」「塩味の粉物」「惣菜系」として紹介されることがある[1][2]。また、日本ではアフタヌーンティーで提供されるサンドイッチキッシュ、冷製スープといった塩味の軽食を指してセイボリーと呼ぶことも多い[1][3]

料理として甘い味付けが多い料理で、塩味である、甘くないことを強調するためにセイボリーと呼ぶことが多い[3]。一例としてタルトに対するセイボリータルトという呼び方がある[4]

出典

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  1. ^ a b 『Discover Japan2022年2月号「美味しい魚の基本」』ディスカバー・ジャパン、2022年、133頁。 
  2. ^ 安田真理子「はじめに」『British Savoury Baking イギリスの古くて新しいセイボリーベイキング』内外出版社、2021年。ISBN 978-4862575630 
  3. ^ a b セイボリーベイキングのお話しとセイボリースコーンのレシピ”. UK walker (2021年10月11日). 2022年6月13日閲覧。
  4. ^ 甘くない惣菜タルト専門店「ワタァタルト(What a Tart!)」表参道にオープン”. Fashion Press. 2022年6月13日閲覧。