センティネクス Centinex | |
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出身地 |
スウェーデン コッパルベリ県 ヘデモーラ |
ジャンル |
デスメタル デスラッシュ メロディックデスメタル |
活動期間 |
1990年 - 2006年 2014年 - |
レーベル |
アンダーグランド・レコード ワイルド・ラッグス・レコード エマンズィパッション・プロダクションズ リパルス・レコード キャンドルライト・レコード コールド・レコード リゲイン・レコード アゴニア・レコード サウンドホリック |
メンバー |
ヘンカ・アンデション (ボーカル) ヨルゲン・クリステンセン (ギター、バッキング・ボーカル) マーティン・シュルマン (ベース) フロリアン・レーン (ドラムス) |
旧メンバー |
マティアス・ランプ (ボーカル) ラッセ・エリクソン (ボーカル) ヨハン・ヤンソン (ボーカル) アレクサンデル・ヘグボム (ボーカル) アンドレアス・エヴァルドソン (ギター) ダニエル・ファグネフォシュ (ギター) ケネス・ヴィクルンド (ギター) ヨナス・キェルグレン (ギター) ヨハン・アールベリ (ギター) スヴァルケル・ウィドグレン (ギター) ペル・グセリウス (ドラムス) ヨアキム・グスタフソン (ドラムス) ケネット・エングルンド (ドラムス) ロニー・ベルガーストール (ドラムス) ニッケ・オルソン (ドラムス) |
センティネクス (Centinex)は、スウェーデンのデスメタルバンド。デスラッシュやメロディックデスメタルにカテゴライズされることも多い。
1990年9月から10月にかけて結成される。1991年3月に、デモテープ『End of Life』をリリース。この時のメンバーは、マティアス・ランプ (Vo)、ラッセ・エリクソン (Vo)、アンドレアス・エヴァルドソン (G)、マーティン・シュルマン (B)、ペル・グセリウス (Ds)であった。デスメタルバンドとしては珍しいツインボーカル体制であった。このデモテープがきっかけで、スウェーデンのインディーズレーベル、アンダーグラウンド・レコードと契約。ドラマーがヨアキム・グスタフソンに交代して、1992年に1stアルバム『Subconscious Lobotomy』をリリースする。同アルバムは、ディスメンバーやエントゥームドを担当していた、音楽プロデューサー、トマス・スコッグスベリによってプロデュースされた。
1993年早々に、ラッセ・エリクソンが脱退し4人体制になる。プロモーション用テープ『Under The Blackened Sky』をリリースし、ワイルド・ラッグ・レコードと契約する。同プロモーション用テープは、同年にEPとして再発された。その後、2人目のギタリストとして、ダニエル・ファグネフォシュが加入する。しかし、諸所の問題によりダニエル・ファグネフォシュは2ヶ月で脱退した。1994年になって、ケネス・ヴィクルンドが2人目のギタリストとして加入する。同年には、ダン・スワノのプロデュースで、EP『Transcend the Dark Chaos』をリリースする。1995年にヨアキム・グスタフソンが脱退したが、ドラマーの補充は行われず、ドラムマシンを用いて活動を継続する。
1996年に2ndアルバム『Malleus Maleficarum』をリリース。同アルバムは、1994年リリースの『Transcend the Dark Chaos』に新たに3曲の新曲を加えてリリースされた。新曲の3曲は、ヒポクリシーの活動で知られるピーター・テクレンによってプロデュースされた。同アルバムのリリース後、デンマークのエマンズィパッション・プロダクションズに移籍。翌1997年に3rdアルバム『Reflections』をリリース。同年中に、スペインのリパルス・レコードに移籍する。1998年に4thアルバム『Reborn Through Flames』及びEP『Shadowland』をリリース。リリース後、アンドレアス・エヴァルドソンとマティアス・ランプが脱退し、ヨナス・キェルグレンとヨハン・ヤンソンが加入する。ヨナス・キェルグレンの加入により、以後のレコーディングは、全てヨナス・キェルグレンの所有するBlack Lounge Studiosで行われることとなった。
1999年リリースのEP『Bloodhunt』のリリース後、4年間不在だったドラマーとしてケネット・エングルンドが加入する。2000年に5thアルバム『Hellbrigade』をリリースする。同アルバムはサウンドホリックから日本盤がリリースされ、日本デビューを果たした。その後、所属していたリパルス・レコードが倒産したため、イギリスのキャンドルライト・レコードに移籍。2002年に6thアルバム『Diabolical Desolation』をリリース。このアルバムの完成前後に、ケネス・ヴィクルンドが脱退し、ヨハン・アールベリが加入する。2004年に7thアルバム『Decadence: Prophecies of Cosmic Chaos』をリリース。このアルバム完成後には、ケネット・エングルンドが脱退し、ロニー・ベルガーストールが加入する。
レーベルディールをコールド・レコード/リゲイン・レコードに移して、2005年に8thアルバム『World Declension』をリリース。そして、2006年4月にセンティネクスは解散した。解散後、各メンバーはそれぞれ別々のバンドで活動を継続していた。
2014年1月24日、オフィシャルフェイスブックにて再結成がアナウンスされた[1]。再結成のメンバーは、解散時のメンバーであり中心メンバーだったマーティン・シュルマン (B)に加えて、2003年に脱退したケネット・エングルンド (Ds)が参加[1]。新たに、アレクサンデル・ヘグボム (Vo)とスヴァルケル・ウィドグレン (G)が加入した[1]。再結成後にアゴニア・レコードと契約。2014年に9thアルバム『Redeeming Filth』をリリース。2016年に10thアルバム『Doomsday Rituals』をリリース。
2018年4月15日、ボーカリストのアレクサンデル・ヘグボムが脱退した[2]。脱退の理由は、別のバンドに注力するため[2]。
2019年1月に、同年に新ラインナップとなり、新アルバムをリリースし、新たなツアーを行うと予告があった[3]。そして予告の通り、同年9月に新ラインナップが発表された[4]。結果的に、中心人物のマーティン・シュルマン以外のメンバーが全員脱退し、新たにヘンカ・アンデション (Vo)、ヨルゲン・クリステンセン (G, Back Vo)、ニッケ・オルソン (Ds)が加入した[4]。
2020年1月より、新アルバムの録音を開始する[5]が、2月にドラマーがオルソンからフロリアン・レーン (Ds)に交代したことが発表された[6]。オルソンの在籍期間は僅か5か月ほどであった。なお、発表の中でオルソンの脱退の理由は明らかにされておらず、オルソンに対する感謝の言葉のみが記されている[6]。
ちなみに、ヨアキム・グスタフソンの脱退からケネット・エングルンドの加入までの間にリリースされた作品のクレジットタイトルのドラマーの部分には、Kalimaaと表記されているが、前述の略歴から分かるように、ドラムマシンのことであり、人間のドラマーのことではない。