デシーズ男爵 Baron Decies | |
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創設時期 | 1812年12月21日 |
創設者 | 摂政ジョージ (ジョージ3世名代) |
貴族 | アイルランド貴族 |
初代 | 初代男爵ウィリアム・ベレスフォード |
現所有者 | 7代男爵マーカス・ベレスフォード |
相続人 | ロバート・ベレスフォード閣下 |
付随称号 | なし |
現況 | 存続 |
モットー | 十字なくしては何もなし (Nil Nisi Cruce) |
デシーズ男爵(デシーズだんしゃく、英: Baron Decies)は、アイルランド貴族の爵位。1812年に創設された。
初代ティロン伯爵マーカス・ベレスフォード(1694–1763)の三男ウィリアム・ベレスフォード(1743–1819)はアイルランド国教会の聖職者であり、ドロモア主教、オソリー主教、チュアム大主教を歴任して、1812年12月22日にアイルランド貴族であるウォーターフォード県におけるデシーズのデシーズ男爵に叙された[1]。1800年合同法の施行以降、新しいアイルランド貴族爵位の創設には既存の爵位が3つ廃絶する必要があり、デシーズ男爵位の創設はレカール男爵、ファーマナ男爵、ロングヴィル子爵の廃絶を根拠とした[1]。
初代男爵以降は息子、孫、曽孫へと継承された[2]。2代男爵ジョン・ベレスフォード(1773–1855)はホースリー家の相続人と結婚して、「ホースリー」を姓に加えた[2]。4代男爵の弟にあたる5代男爵ジョン・ベレスフォード(1866–1944)はアイルランド貴族代表議員を務めた[3]。2017年時点の当主は5代男爵の孫にあたる7代男爵マーカス・ベレスフォード(1948–)である[4][5]。
爵位の法定推定相続人は現当主の息子ロバート・マーカス・ダンカン・ド・ラ・プア・ベレスフォード閣下(1988年 – )である。