『トランジスター』 | ||||
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TNT の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ヘヴィメタル、ハードロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
Norske Gram AS スピットファイア・レコード ビクターエンタテインメント | |||
プロデュース | ケン・イングワーセン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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TNT アルバム 年表 | ||||
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『トランジスター』(Transistor)は、ノルウェーのバンド、TNTが1999年に発表した通算7作目、再結成後としては2作目のスタジオ・アルバム。
前スタジオ・アルバム『ファイアフライ』(1997年)に伴う日本公演の後、トニー・ハーネルは一時的にTNTを脱退し、マーク・リアリ(ライオット)と共にウェストワールドを結成した[2]。しかし、最終的にハーネルはTNTに復帰し、バンドは1998年10月に本作のレコーディングを開始した[2]。なお、本作の制作中の1998年12月には、ウェストワールドのデビュー・アルバムがリリースされている[2]。
「ノー・ギャランティーズ」はパンク・ロックの要素を取り入れた曲で、仮タイトルは「Snobbish Punk」だった[2][3]。
バンドの母国ノルウェーでは、1999年第33週のアルバム・チャートで29位となるが、翌週にはチャート圏外に落ちた[1]。
スティーヴ・ヒューイはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「全体的には、グループの長年のファンを満足させるだろう」と評している[4]。また、『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「暗く重い曲調が不評だった前作とは逆に、今回はハーネルの澄んだ声質をさりげなく活かしたほのぼのとしたモダン・ポップ指向へ転身」と評されている[5]。
全曲ともトニー・ハーネルとロニー・ル・テクロの共作。
アディショナル・ミュージシャン