ナガシマスパーランド Nagashima Spa Land | |
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施設情報 | |
愛称 | ナガシマ、ナガスパ、NSL |
事業主体 | 長島観光開発株式会社 |
開園 | 1966年3月 |
所在地 |
〒511-1192 日本 三重県桑名市長島町浦安333 |
位置 | 北緯35度1分43.62秒 東経136度43分49.69秒 / 北緯35.0287833度 東経136.7304694度座標: 北緯35度1分43.62秒 東経136度43分49.69秒 / 北緯35.0287833度 東経136.7304694度 |
公式サイト | ナガシマスパーランド |
ナガシマスパーランド(英語: Nagashima Spa Land)は、三重県桑名市長島町浦安にある長島観光開発株式会社の運営する遊園地。同社が形成する「ナガシマリゾート」の中核施設である。
西日本有数の絶叫マシンの台数を誇り「東の富士急、西のナガシマ」と並び称されている[1]。2023年1月現在、園内でのローラーコースターの総数は大小含め12機種(スチールドラゴン2000・白鯨・アクロバット(英語版)・嵐(ARASHI)・コークスクリュー・ルーピングスター(英語版)・シャトルループ・ウルトラツイスター(英語版)・ダブルワイルドマウス・ジェットコースター・チルドレンコースター・ピーターラビットコースター)にも及び、2017年にそれまで日本一だった熊本県のグリーンランドの10機種を抜いて日本一となった。この為、地元東海地方に加え、関西地方をはじめとする他地方からの来園者も数多い。夏には屋外プール「ジャンボ海水プール」も開業する。隣接して当地開発の発端となった大型温泉施設「湯あみの島」や、「ホテル花水木」「ガーデンホテルオリーブ」「ホテルナガシマ」のホテル群、アウトレットモール「三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島」(2011年9月増床、出店数では国内最大規模となる)がある。
2011年のThemed Entertainment Association発表資料[2]に拠れば、年間利用者数は5,820,000人。これは、全世界のテーマパーク別の年間利用者数で16位についている。日本国内に限れば東京ディズニーランド、東京ディズニーシー、レゴランド・ジャパン、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに次ぐ利用者数でもある。 2017年現在のナガシマリゾート全体の年間入場者数は、約1,510万人であり、東海地方の主要施設の中では11年連続で首位である[3]。
休日とゴールデンウィーク・お盆などは来園者が多く、特に人気の高い白鯨やスチールドラゴン2000は2時間以上待つこともある。しかし平日の特に午前中は空いていて、30分ほどで乗ることができる。
2003年(平成15年)10月よりイメージキャラクターとして「ピーターラビット」のライセンス契約を世界で初めて締結し、園内でサンダル・浮き輪などのグッズ販売も行う。従来より、1978年(昭和53年)頃より1993年(平成5年)までウッディー・ウッドペッカーがイメージキャラクターとして使用されていたが、大阪にユニバーサル・スタジオ・ジャパン (USJ) が開園しUSJのマスコットキャラクターとなるために当リゾートのマスコットキャラクターが変更されたという経緯がある。
石原プロモーションが製作したテレビ朝日系ドラマ『西部警察 PART-II』第37話及び『西部警察 PART-III』(「燃える勇者たち」【正月スペシャル】)では、本施設内でロケーションが行われた。
2017年11月18日・19日の両日にわたってゆるキャラグランプリ2017が開催された。
新アトラクション導入に向けて、関係者が海外の遊園地を何度か視察している。2000年に導入されたスチールドラゴン2000はアメリカミズーリ州のワールド・オブ・ファンにある「Mamba」に影響を受けて導入された他、2017年に導入された4Dスピンコースター 嵐と2019年に導入されたハイブリッドコースター 白鯨は、アメリカテキサス州の「シックス・フラッグス・フィエスタ・テキサス」を視察した際に、「Batman: The Ride」と「Iron Rattler」に感銘を受けて導入された[4]。
ナガシマスパーランドの沿革は次の通り[5]。
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フリーパスやアトラクション利用券や入場券とは別に、数量限定で販売しているチケット。通常列に並ぶより短い待ち時間でアトラクションを利用できる。但し、待ち時間が30分以上発生した場合のみの販売となる。料金は1枚1000円。時間指定は無いが、混雑状況により時間指定券が販売される事もある。
対象アトラクションはスチールドラゴン2000・白鯨・アクロバット・嵐の4機種。白鯨と嵐は乗り場の入口、スチールドラゴンは乗り場入り口横、アクロバットはアクロバットカフェの券売機で販売しており、入口ゲートで優先券専用の入口から入場する。[29]
キッズタウンには次のアトラクションがある[30]。
世界最大級の屋外海水プール。毎年7月上旬~9月中旬の夏季限定で営業する。10種のプールと55レーンのウォータースライダーは正に日本はおろか世界最大級。2008年7月には、小学3年生以下の子供とその保護者のみが利用できる屋内型プール「スパキッズ」がオープンした。
愛・地球博においてグローバル・ループ上の4停留所を結んでいた電気自動車グローバル・トラムを再利用したものである。
2005年11月3日より「ナガシマリゾートトラム」として運行されていた。有料駐車場、遊園地、湯あみの島、ジャズドリーム長島の間、約1kmを約6分間で結ぶ。料金は無料である。現在はバスに置き換えられ、運行中止となっている。一部が再譲渡され、錦川鉄道に2編成が2009年9月19日から「とことこトレイン」として運行、1編成が平城遷都1300年祭会場で「ハートフルトラム」として運行されている。
『アンパンマン』のテーマパークとして、ナガシマスパーランドのメインゲート向かって左側の旧駐車場部分の土地に2010年4月23日にオープンした。
中京テレビと長島観光開発、株式会社アンパンマンチルドレンスミュージアムの共同出資により設置されている。施設内ではアンパンマンのショーが催され、アトラクションも付随する。また、関連グッズのショップや飲食店も設置されている。横浜アンパンマンこどもミュージアムに続く、国内2か所目の「アンパンマンこどもミュージアム」である。
開館当日とその翌日には、中京テレビの生放送番組「ラッキー!!」と「幸せの黄色い仔犬」が同所から生放送された。
この他、開業前には中京テレビのグルメ情報バラエティ番組「PS」のメンバーである高田純次と柴田理恵が、番組企画で工事の手伝い(ミュージアム内にある「おもしろウィンドウ」のはめ込み作業)をしている。
アンパンマンの専用劇場「やなせたかし劇場」は、当初は2020年4月1日にお披露目予定であったが延期され[31]、2022年2月7日にオープン[32]予定となったが、新型コロナウイルス感染拡大のため、3月7日に延期となった[33]。
カウントダウンチケットは前売り限定で毎年3万枚の限定発売。コンビニやチケットぴあにて購入が可能。20秒前からの大観覧車オーロラのデジタル時計でカウントダウンと共に1500発の花火を打上げ新年を祝う。MCにはスポンサーのFM AICHIから、黒岩唯一、川本えこが担当する。
年度 | 出演者 |
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2003 | 忌野清志郎 |
2004 | MAX |
2005 | 大黒摩季 |
2006 | DA PUMP、Lead |
2007 | FLAME、Lead |
2008 | nobodyknows+ |
2009 | HOME MADE 家族 |
2010 | 青山テルマ、傳田真央、JYONGRI、Sonar Pocket、RAM WIRE、しがせいこ |
2011 | mihimaru GT 、SHU-I、CLIFF EDGE、Sweet Licious、吉田山田、果山サキ |
2012 | 高橋優、girl next door、CLIFF EDGE、BRIGHT、KingrassHoppers、Rihwa |
2013 | Hilcrhyme、Brand New Vibe、lecca、ダイスケ、松下優也、近藤晃央 |
2014 | SEAMO、キマグレン、ハジ→、BRIDGET、平井大、ALEXXX、BOYS AND MEN、斉藤利菜 |
2015 | C&K、伊東歌詞太郎、Juliet、CLIFF EDGE、BRIDGET、Gacharic Spin、ビッケブランカ |
2016 | May'n、GRANRODEO、天月、lol、MAG!C☆PRINCE、ASH DA HERO |
2017 | ファンキー加藤、SILENT SIREN、伊東歌詞太郎、THE BEAT GARDEN、WHITE JAM、マジカル♡パレード BEACH |
2018 | DOBERMAN INFINITY、ハジ→、JAY'ED、SOLIDEMO、東京パフォーマンスドール、# ハッシュタグ |
2019 | Sonar Pocket、CHiCO with HoneyWorks、鈴木みのり、THE BEAT GARDEN |
2020 | (新型コロナウイルス感染症の影響により中止) |
2021 | (開催なし) |
2022 | (開催なし) |
2023 | SKE48、Girls²、RIKU、カラフルダイヤモンド
特別ゲスト:BOYS AND MEN |
2007年から2016年の毎年7月に園内特設ステージにて行われていた大型屋外フェス。
以上4施設は連絡通路を使って相互に行き来可能である。また各ホテル宿泊者専用のナガシマスパーランド入場ゲートがある。各ホテルに宿泊すると「湯あみの島」「ナガシマスパーランド」「なばなの里」への入場が無料になる特典があるほか、ホテルから各施設への無料送迎サービスなどがある。
ナガシマリゾートは以上の施設とナガシマスパーランドで形成されている。
このほか、主要都市より宿泊付き(関西発は日帰りもあり)のバスツアーの発売、関西・関東からは高速バスの運行も行われている。