ナヴァホケラトプス

ナヴァホケラトプス
ナヴァホケラトプス頭頂骨
ホロタイプの頭頂骨
地質時代
中生代後期白亜紀, 75.6 Ma
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
下綱 : 主竜形下綱 Archosauromorpha
上目 : 恐竜上目 Dinosauria
: 鳥盤目 Ornithischia
亜目 : 周飾頭亜目
下目 : 角竜下目 Ceratopsia
: ケラトプス科 Ceratopidae
亜科 : カスモサウルス亜科 Chasmosaurinae
: ナヴァホケラトプス属 Navajoceratops
学名
Navajoceratops
Fowler and Freedman, 2020
  • Navajoceratops sullivani
    Fowler and Freedman, 2020

ナヴァホケラトプス(学名:Navajoceratops、「ナバホ族の顔の角のある顔」を意味する)は後期白亜紀北アメリカ大陸に生息していたケラトプス科の一つ。N. sullivani一種のみを含む。種少名はホロタイプを発見した探検隊のロバート・サリヴァン(Robert M. Sullivan)隊長に因む[1]

サンフアン盆地の南東の地図。右下のAはホロタイプが発見された地点。

ホロタイプ SMP VP-1500 は2002年に発見された断片的な頭骨要素である。ニューメキシコ州のカートランド層のハンターウォッシュ部層(カンパニアン階)で発見された[1]。2016年に非公式に命名され、4年間は裸名として知られていた[2]

ナヴァホケラトプスはカスモサウルス亜科のメンバーである。同じくカートランド層で発見されたより古いカスモサウルス亜科であるテルミノカヴスも同じ論文で記載された。ナヴァホケラトプスはペンタケラトプスからアンキケラトプスへ続く進化の流れの過渡的な動物で、ナヴァホケラトプスからテルミノカヴスが派生したと考えられている[1]

カスモサウルス亜科

カスモサウルス

ヴァガケラトプス

コスモケラトプス

コアフイラケラトプス

ペンタケラトプス

ユタケラトプス

ナヴァホケラトプス

テルミノカヴス

アンキケラトプス

アリノケラトプス

トリケラトプス族

出典

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  1. ^ a b c Fowler, D.W.; Freedman Fowler, E.A. (2020). “Transitional evolutionary forms in chasmosaurine ceratopsid dinosaurs: evidence from the Campanian of New Mexico”. PeerJ 8: e9251. doi:10.7717/peerj.9251. 
  2. ^ Denver Warwick Fowler (April 2016). “Dinosaurs and time: chronostratigraphic frameworks and their utility in analysis of dinosaur paleobiology”. scholarworks.montana.edu. 17 February 2019閲覧。