『ニュー・クリスタル・サイレンス』 | |||||
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チック・コリア&ゲイリー・バートン の ライブ・アルバム | |||||
リリース | |||||
録音 |
2007年5月10日、12日 シドニー・オペラハウス(Disc 1)[2] 2007年7月13日 カナリア諸島 アウディトリオ・デ・テネリフェ(Disc 2 - #5)[2] 2007年7月17日 モルデ Bjornsonhuset (Disc 2 - #1, #2, #3, #4, #6, #7, #8)[2] | ||||
ジャンル | ジャズ | ||||
時間 | |||||
レーベル | コンコード・レコード | ||||
プロデュース | チック・コリア、ゲイリー・バートン | ||||
専門評論家によるレビュー | |||||
チック・コリア アルバム 年表 | |||||
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ゲイリー・バートン 年表 | |||||
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『ニュー・クリスタル・サイレンス』(原題:The New Crystal Silence)は、チック・コリアとゲイリー・バートンが連名で2007年に録音し、2008年に発表したライブ・アルバム。
コリアとバートンの初のコラボレーション・アルバム『クリスタル・サイレンス』(ECMレコード、1972年録音・1973年発表)35周年を記念して企画された[3]。ディスク1はシドニー交響楽団との共演で、ティム・ガーランドがオーケストラの編曲に貢献した[1]。なお、ガーランドは過去にコリアのリーダー・アルバム『アルティメット・アドヴェンチャー』(2006年)でバスクラリネットやサクソフォーンを演奏している[4]。
コリア作曲の「ラ・フィエスタ」は、本作にはオーケストラ・ヴァージョンとデュオ・ヴァージョンの両方が収録されている[5]。
アメリカでは『ビルボード』のジャズ・アルバム・チャートで11位を記録した[6]。第51回グラミー賞では、本作が最優秀ジャズ・インストゥルメンタル・アルバム賞を受賞し、収録曲「ワルツ・フォー・デビイ」は最優秀ジャズ・インストゥルメンタル・ソロ賞にノミネートされた[7]。
Thom Jurekはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「このデュオをよく知らない人々は、まずECM盤(『クリスタル・サイレンス』)を聴いてみた上で、後年にそれを補完した作品である本作を聴くといい。各々が魅力的で極めて聴き応えのある、対をなす作品である」と評している[1]。
特記なき楽曲はチック・コリア作。