『バードマニア』 『Byrdmaniax』 | ||||
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ザ・バーズ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
June 2, October 6, 1970, January 9–26, March 1–6, 1971
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ジャンル | ロック, カントリー・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | コロムビア・レコード | |||
プロデュース | テリー・メルチャー, クリス・ヒンショー | |||
ザ・バーズ アルバム 年表 | ||||
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『バードマニア』収録のシングル | ||||
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『バードマニア』(Byrdmaniax)は、アメリカのロックバンド、バーズによる10枚目のスタジオ・アルバム。
1971年6月コロムビア・レコードからリリースされたのは、以前の2枚のアルバム、『イージー・ライダー』と『(タイトルのないアルバム)』が好評を博したため、バンドにとって新たな商業的かつ重要な成功を収めた時期であった為である[1][2]。本作は、バーズがロジャー・マッギン、クラレンス・ホワイト、ジーン・パーソンズ、スキップ・バッティンのラインナップをフィーチャーした2作目のアルバムであり、バンドが疲れ果てたツアー・スケジュールの真っ只中にあった1971年初頭に大部分が録音された[1][3]。その結果、バンドはレコーディングが始まる前に新しい曲を書く時間がほとんどなかったため、アルバムの素材の多くは十分な練り込みが不足していた[1]。本作は、特に米国でリリース時にあまり受け入れられず、バーズの新たな人気を損なう大きな要因となった[1]。
にアルバムはビルボード・トップLPチャートで46位に達したが、UKアルバム・チャートには到達しなかった[4][5]。「I Trust (Everything Is Gonna Work Out Alright)」という曲は、1971年5月7日に英国で先行シングルとしてリリースされたが、チャートには入らなかった[6][5]。1971年8月20日にアルバムからの2番目のシングル「Glory, Glory」がリリースされ、ビルボードチャートで110位になったが、このシングルもUKチャートには入らなかった[7]。 本作は、プロデューサーのテリー・メルチャーと編曲家のポール・ポレーナがバンドの同意なしにオーバー・ダビングしたストリングス、ホーン、ゴスペル合唱団が不調和に追加されたためであり、バーズで最も評判の悪いアルバムリリースの1つであり続けている[1][8]。
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