パック (Pack) は、美顔法の一種。顔に専用の薬液を塗ることで生じる被膜、またはその代用となる材料を用い、肌の新陳代謝を促進させて美化につなげる。
各社から発売されているパック剤だけでなく、薬液に浸したコットン[1] やシートマスク[2] のほか、薄く切ったりすり下ろした野菜や果物、蜂蜜やヨーグルト[3] など、普通に食べられる食材もよく用いられる。また、炭酸パック[4][出典無効]と呼ばれる炭酸ガスを活用した美容パックなども存在し、美容パックの種類は多岐にわたる。ただし、どの方法でも過度に長時間行うと、逆に肌を痛める一因になることがある[5]。
パックからくる水分と皮下の水分が閉塞されることによる保湿作用、使用後皮膚温が高まることで血行をよくする作用、皮膚上の汚垢を吸着する清浄作用がある[6]。基礎化粧品としてのパックにはゼリー状、ペースト状、粉末状がある[6]。