エンビジョン (ENVISION)は、GMが製造しビュイックブランドで販売されているSUVである。
2011年4月18日、上海モーターショーにて「エンビジョン」を初公開[1]。プラグインハイブリッドシステムを搭載したSUVコンセプトモデルで、上海GMとGMのPATAC(パン・アジア・テクニカル・オートモーティブ・センター)が開発した。
エンビジョン | |
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発売型 | |
概要 | |
製造国 | 中華人民共和国 |
販売期間 | 2014年- |
ボディ | |
乗車定員 | 5名 |
ボディタイプ | 5ドアSUV |
駆動方式 |
FF AWD |
パワートレイン | |
エンジン | 1.5/2.0/2.5L I4 |
変速機 |
7速DCT 6速AT 9速AT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,750mm |
全長 | 4,665mm |
全幅 | 1,805mm |
全高 | 1,660mm |
車両重量 | 1,835kg |
系譜 | |
先代 | ビュイック・レイニア |
2014年7月、中国にて市販モデルが初公開[2]。同年10月より中国国内で発売が開始された[3]。アンコールとアングレイブの間に位置するSUVで[4]、中国語では「昂科威」と称される。
2016年1月、デトロイトモーターショーにて北米初公開[5]。同年夏よりアメリカ国内で発売が開始された。中国で生産され、米国へ輸入される。
2017年11月22日、中国にてマイナーチェンジを実施[3]。デザインが最新のものに変更されたほか、9速オートマチックトランスミッションが2.0L搭載車に採用された。
2018年2月、北米市場向けにマイナーチェンジを実施[6]。
2019年11月20日、中国市場向けに二度目のマイナーチェンジを実施[7]。2.0L SIDIターボチャージャーエンジンと9速ATを組み合わせる28Tと、1.5L SIDI直噴ターボチャージャーエンジンと7速DCTを組み合わせる20Tがラインナップされる。エクステリアもLEDヘッドライトの改良など、最新のビュイックデザインに変更された[8]。
エンビジョン(2代目) | |
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エンビジョンS | |
概要 | |
製造国 | 中華人民共和国 |
販売期間 | 2020年- |
ボディ | |
乗車定員 | 5名 |
ボディタイプ | 5ドアSUV |
駆動方式 |
FF AWD |
プラットフォーム | E2XX |
パワートレイン | |
エンジン | 2.0L直列4気筒 |
変速機 | 9速AT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,779 mm |
全長 | 4,636 mm |
全幅 | 1,882 mm |
全高 | 1,641 mm |
車両重量 | 1,672-1,784 kg |
2020年5月29日、2代目エンビジョンを2021年初頭に米国で発売すると発表[9]。
中国では初代エンビジョンと併売され、2代目は「エンビジョンS」と呼ばれる[10]。
「ENVISION」は、英語で「心に描く、直面する」という意味である。