ピアノソナタ 変ロ長調 K. 570 は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲したピアノソナタ。旧モーツァルト全集では第16番、新モーツァルト全集では第17番とされる。
1789年2月にウィーンで作曲されたと考えられるが、作曲の動機については不明な点が多い。他者の手(かつてはヨハン・アンドレの手によるものと考えられていたが、近年の研究ではヨハン・メーデリッチュの手によるものと推定されている)でヴァイオリンパートを付け加えられた版があり、モーツァルトの死後しばらくはむしろこの版によって知られていた。