ピクチャーズ・フォー・プレジャー

『ピクチャーズ・フォー・プレジャー』
チャーリー・セクストンスタジオ・アルバム
リリース
録音 ロサンゼルス コンウェイ・レコーディング・スタジオ英語版、オアシス・レコーディング・スタジオ[2]
ジャンル ロックニュー・ウェイヴ
時間
レーベル MCAレコード
プロデュース キース・フォーシー
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 4位(日本[1]
  • 15位(アメリカ[3]
  • 47位(ニュージーランド[4]
  • チャーリー・セクストン アルバム 年表
    ピクチャーズ・フォー・プレジャー
    (1985年)
    ドント・ルック・バック
    (1989年)
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    ピクチャーズ・フォー・プレジャー』(Pictures for Pleasure)は、アメリカ合衆国のロック・ミュージシャン、チャーリー・セクストン1985年に発表した初のスタジオ・アルバム

    背景

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    ビリー・アイドル等の作品を手がけてきたキース・フォーシーがプロデューサーに起用され、フォーシーは本作からのシングル曲「ビーツ・ソー・ロンリー」のソングライティングにも貢献した[5]マイク・チャップマンとホリー・ナイトの共作による「スペース」は、元々は本作のために書き下ろされた曲で、後にチープ・トリックのアルバム『永遠の愛の炎』(1988年)でカヴァーされた[6]

    反響・評価

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    母国アメリカでは、1985年11月30日付のBillboard 200で初登場138位となり[7]、1986年3月22日には最高15位を記録して、合計34週にわたり全米トップ200入りした[3]。日本初回盤LP (MCA-13250)は1986年2月25日に発売され、オリコンLPチャートでは14週トップ100入りし、最高4位を記録するヒットとなった[1]。ニュージーランドでは1986年6月1日付のアルバム・チャートで47位を記録した[4]

    本作からのシングル「ビーツ・ソー・ロンリー」は、アメリカのBillboard Hot 100で17位[8]、ニュージーランドのシングル・チャートでは34位を記録した[9]。なお、この曲はジョン・ヒューズ製作の映画『恋しくて』のパーティーの場面で使用された[5]

    Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「この10代のギタリストは、出身地のテキサス州オースティンで、ブルースやルーツ・ロックの素養を身に着けていたが、当時の商業音楽界では、そうした音楽への需要は限られており、ドラムマシンやシンセサイザーを積み重ねた音作りにならざるを得なかった」「セクストンが後に発表した、より厳格なブルース指向の作品の多くと比較すると、より興味深く楽しめるレコードである」と評している[10]

    収録曲

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    1. インプレスト - "Impressed" (Robert Wilson, Steve Krikorian) - 4:20
    2. ビーツ・ソー・ロンリー - "Beat's So Lonely" (Charlie Sexton, Keith Forsey) - 5:16
    3. レストレス - "Restless" (C. Sexton, Andrew Williams) - 4:59
    4. ホールド・ミー - "Hold Me" (Little Jack Little, David Oppenheim, Ira Schuster) - 4:29
    5. ピクチャーズ・フォー・プレジャー - "Pictures for Pleasure" (C. Sexton, Nigel Harrison) - 4:59
    6. テル・ミー - "Tell Me" (C. Sexton) - 4:23
    7. アトラクションズ - "Attractions" (C. Sexton) - 4:31
    8. ユー・ドント・ビロング・ヒア - "You Don't Belong Here" (S. Krikorian) - 4:59
    9. スペース - "Space" (Mike Chapman, Holly Knight) - 3:32

    参加ミュージシャン

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    • チャーリー・セクストン - ボーカルギターベースピアノキーボード、ドラム・プログラミング
    • アーサー・バロウ - ベース、キーボード、ドラム・プログラミング
    • キース・フォーシー - ドラム・プログラミング
    • リッチー・ズィトー、スティーヴ・シフ - アディショナル・ギター
    • スコット・ウィルク - アディショナル・キーボード
    • マーチャント・バンカーズ - バックグラウンド・ボーカル

    脚注

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    1. ^ a b c 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』オリジナルコンフィデンス、1990年、202頁。ISBN 4-87131-025-6 
    2. ^ CD英文ブックレット内クレジット
    3. ^ a b Charlie Sexton - Chart History - Billboard 200”. Billboard. 2022年8月21日閲覧。
    4. ^ a b charts.org.nz - Charlie Sexton - Pictures For Pleasure
    5. ^ a b Beat's So Lonely by Charlie Sexton”. Songfacts. 2022年8月21日閲覧。
    6. ^ Holly Knight DISCOGRAPHY 2022” (PDF). hollyknight.com. 2022年8月21日閲覧。
    7. ^ Billboard 200 - WEEK OF NOVEMBER 30, 1985”. Billboard. 2022年8月21日閲覧。
    8. ^ Charlie Sexton - Chart History - Billboard Hot 100”. Billboard. 2022年8月21日閲覧。
    9. ^ charts.org.nz - Charlie Sexton - Beat's So Lonely
    10. ^ Erlewine, Stephen Thomas. “Charlie Sexton - Pictures for Pleasure Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2022年8月21日閲覧。