ピーセズ・オブ・ア・ドリーム Pieces of a Dream | |
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出身地 | アメリカ合衆国 ペンシルベニア州フィラデルフィア |
ジャンル | フュージョン、クワイエット・ストーム、ファンク、R&B |
活動期間 | 1976年 - |
レーベル | エレクトラ、ブルーノート/EMI、ヘッズ・アップ、シャナキー |
共同作業者 | グローヴァー・ワシントン・ジュニア |
公式サイト |
www |
メンバー |
ジェイムス・ロイド カーティス・ハーモン |
旧メンバー |
トレイシー・ハムリン セドリック・ナポレオン ロン・カーバー エディ・バッカス マイケル・アントニオ・ソーントン ノーウッド ベンジー・ポレッキ チャーリー・ミッチェル ベニー・シムズ クリフ・スターキー |
ピーセズ・オブ・ア・ドリーム(Pieces of a Dream)は、スムーズジャズ/フュージョンで活躍しているグループ。
現在のメンバーは、オリジナル・メンバーであるジェイムス・ロイド (キーボード)とカーティス・ハーモン (ドラム)。
クワイエット・ストームを推進したグローヴァー・ワシントン・ジュニアの後継のグループとされる。
ペンシルベニア州フィラデルフィア出身のグループ。1975年の結成当時はタッチ・オブ・クラス(Touch Of Class)と名乗っていた。当時のメンバーはキーボードのジェイムス・ロイド、ベースのセドリック・ナポレオン、ドラムのカーティス・ハーモンの3人で、いずれも10歳代の若さだった。若さに反して音楽性は円熟味のあるものであり、早熟たるものである。1976年にグループ名をピーセズ・オブ・ア・ドリームと変えたのは、1975年発表のジャズ・サックス奏者スタンリー・タレンタインのアルバム『Pieces of a Dream』に由来する[1]。
1979年にアトランティック・シティ・ジャズ・フィスティバルに出演し、同じく出演していたサックス奏者のグローヴァー・ワシントン・ジュニアの目に留まり、見出された。そして1981年ワシントンが当時在籍していたエレクトラ・レコードよりデビュー・アルバム『夢のかけら』を発表する。エレクトラで2枚のアルバムをリリース。1989年には、ソウル・シンガーのノーウッドをゲストに招き、ニュージャックスウィングのアルバム『'Bout Dat Time』を発表した。同アルバムからシングル・カットされた曲は、ソウル系のラジオ局のプログラムで、さかんにオンエアされた。ブルーノート/EMIに移り『Joyride』をリリースし、計7枚のアルバムを残す。この間に、セドリック・ナポレオンが友好的な関係を保ちながらメンバーから離れる。[1]
2001年にヘッズ・アップと契約、25周年記念のアルバム『アクエインテッド・ウィズ・ザ・ナイト』をリリース[1]。2019年リリースの『On Another Note』が最新アルバムとなっている。