フラビオ・カント

獲得メダル
ブラジルの旗 ブラジル
柔道
オリンピック
2004 アテネ 81kg級

フラビオ・カント(Flávio Vianna de Ulhôa Canto 、1975年4月16日- )は、ブラジル柔道選手。イギリスオックスフォード出身。階級は81kg級。身長179cm[1]

人物

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1996年アトランタオリンピックでは準々決勝で古賀稔彦袖釣込腰で敗れるなどして7位に終わった[1]2000年シドニーオリンピックには出場できなかった。2004年アテネオリンピックでは銅メダルを獲得した[1]2008年北京オリンピックは国内のこの階級に世界チャンピオンのティアゴ・カミロがいたため出場できなかった。一方、世界団体には出場してチームの3位に貢献した。2010年には35歳になったにもかかわらず多くの国際大会に参加して、世界選手権では5位だったものの、世界団体ではチームの2位に貢献した。

ブラジリアン柔術も黒帯で寝技の名手として知られている[2]世界団体東京大会では全日本選手権覇者で寝技師の加藤博剛腕挫十字固で勝利している。

また、リオデジャネイロの貧困層を支援するNGO組織の「レアソン」代表として子供たちに柔道を教える活動にも従事している[3]。この「レアソン」からは女子57kg級のラファエラ・シルバのような世界で活躍する選手も出てきている[4]。この件はテレビ番組トランスワールドスポーツでも紹介され世界の多くの地域で放送された。

2013年7月には女優のフィオレラ・マテイスと結婚した[5]

主な戦績

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78kg級での戦績

81kg級での戦績

脚注

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  1. ^ a b c Flávio Canto Biography and Olympic Results[リンク切れ]Archived 2020年4月17日, at the Wayback Machine.
  2. ^ Flavio Canto's Jiu-Jitsu”. 2012年12月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年5月17日閲覧。
  3. ^ Frescatto sponsors medalist Flavio Canto[リンク切れ]
  4. ^ ファヴェーラから初の柔道代表=シルバ姉妹、夢はメダル[リンク切れ] ニッケイ新聞 2009年10月27日
  5. ^ Casamento Fiorella Mattheis e Flávio Canto”. 2014年1月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月9日閲覧。

外部リンク

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