フランス放送フィルハーモニー 管弦楽団 | |
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![]() 旧本拠地のサル・プレイエル | |
基本情報 | |
原語名 | Orchestre philharmonique de Radio France |
出身地 |
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ジャンル | クラシック音楽 |
活動期間 | 1976年 - |
公式サイト | Orchestre philharmonique de Radio France |
メンバー |
音楽監督 ミッコ・フランク 次期音楽監督(2026/2027~) ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン[1][2] |
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団(フランスほうそうフィルハーモニーかんげんがくだん、Orchestre philharmonique de Radio France)は、フランスのパリにある放送局ラジオ・フランス(Radio France)付属のオーケストラ。正式名称からラジオ・フランス・フィルとも呼ばれる。
また、しばしばフランス“国立”放送フィルハーモニー管弦楽団と表記される場合もあるため、同じくラジオ・フランスが管理・運営するフランス国立管弦楽団(Orchestre national de France)(旧名:フランス国立放送管弦楽団)と混同されがちであるが、両者は設立当初から現在に至るまで全くの別団体である。
1976年に、フランス公共放送フィルハーモニー管弦楽団(Orchestre philharmonique de ORTF)、リリック放送管弦楽団(Orchestre radio-lyrique)、フランス公共放送室内管弦楽団(Orchestre de chambre de ORTF)の3団体が合併し、フランス放送新フィルハーモニー管弦楽団(Nouvel Orchestre philharmonique de Radio France)として発足。1989年に、現楽団名に改称した[3]。
歴代の指揮者として、ジルベール・アミ、エマニュエル・クリヴィヌ(首席客演指揮者)、マレク・ヤノフスキ、チョン・ミョンフンらがおり、2015年よりミッコ・フランクが音楽監督に就任している[4]。
代表的なレコーディングとして、ヤノフスキ指揮でメシアン『トゥランガリーラ交響曲』や、アルミン・ジョルダン指揮でラロ『イスの王様』、チョン・ミョンフン指揮でラヴェル『ダフニスとクロエ』、佐渡裕指揮でバーンスタインの交響曲第3番『カディッシュ』などがある。