フロキシン[1] | |
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Disodium 2',4',5',7'-tetrabromo-4,5,6,7-tetrachloro-3-oxospiro[2-benzofuran-1,9'-xanthene]-3',6'-diolate | |
別称 Cyanosin; Cyanosine; Eosine bluish; Eosine Blue; Cyanosin B; Eosin Blue; Phloxine P; Phloxin B; Eosine I Bluish; Acid red 92; C.I. 45410; D & C Red no. 28 | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 18472-87-2 |
PubChem | 6433718 |
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特性 | |
化学式 | C20H2Br4Cl4Na2O5 |
モル質量 | 829.63 g mol−1 |
外観 | 赤褐色の粉末 |
水への溶解度 | 溶ける |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
フロキシン (Phloxine) は、桃色に着色することのできる着色料。タール色素に分類される合成着色料である。通称赤色104号(あかいろひゃくよんごう)。常温では赤(暗赤色)の粒または粉末状の固体で、無臭である。分子式はC20H2Br4Cl4Na2O5、分子量829.64。酸化や還元に弱い。
主に工業製品の着色用途や食品添加物として使用される。旧厚生省は天然に存在しない添加物に分類している[2]。食品用途には、でんぶやソーセージ、和菓子への使用が多い。