ブラスケム

ブラスケム
Braskem S.A
種類 公開会社
市場情報 IBOVESPA: BRKM3 / BRKM5
NYSEBAKマドリード証券取引所:XBRK
本社所在地 ブラジルの旗 ブラジル
サンパウロ
設立 2002年
業種 石油化学
事業内容 化学製品の製造
代表者 Bernardo Gradin
資本金 36.80億レアル(2008年12月)[1]
売上高 179.59億レアル(2008年12月)[1]
従業員数 4,500人(2008年)
決算期 12月末日
外部リンク http://www.braskem.com.br/
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ブラスケムBraskem S.A.)は、ブラジルサンパウロに本社を置く石油化学事業を営む会社である。2008年には、ラテンアメリカで最大、南北アメリカ大陸においてもエクソン・モービルダウ・ケミカルに次ぐ第3位の事業規模にまで成長した[2]

概要

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ブラスケムは、13の石油化学プラントを保有しており、毎年500万トンの石油化学製品を製造しているブラジル最大の石油化学会社である。バイーア州カマサリリオグランデ・ド・スル州トリウンフォに設けている石油化学プラントでは、エチレンプロピレンを製造している。

また、ブラスケムは、ベンジンブタジエントルエンキシレンイソプレンを製造している。ブラスケムが製造した化学製品は、Elekeirozやダウ・ケミカルといった企業に販売されている。

もっとも、ブラスケムが最重要視している化学製品はナフサであり、2010年8月にTriunfoにおいて稼動する新工場では、砂糖由来のエタノールからの「グリーン・エチレン」と呼ばれるエチレンを生産する計画である。

歴史

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ブラスケムが設立されたのは、ブラジルの石油化学工業が再構築されていく過程で2002年に誕生した。ブラスケムを構成する前身の企業は、Copene社とバイーア州・サルヴァドールのコングロマリットであるOdebrecht及びMariani Groupが保有している Trikem社、OPP社、Proppet社、Polialden社、Nitrocarbono社である。合併が成立した段階でラテンアメリカ最大の石油化学会社となった。

2006年、ブラスケムはブラジル第3のポリエチレン製造会社であるPoliteno社を買収した。また、2007年には、ペトロブラスウルトラパールと共同し、40億ドルPetroleo Ipirangaの事業を買収した[3]。前2者がイピランガの石油配送部門を継承し、ブラスケムが化学部門を継承した。

出典

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  1. ^ a b ブラスケムP/銘柄概要”. ニュース証券. 2009年12月5日閲覧。
  2. ^ http://www.bioplastics24.com/content/view/1347/2/lang,en/
  3. ^ Source: Petrobras Social and Environmental Report 2007 ([1])