ジャンル | アクションシューティング ゲーム |
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対応機種 |
PlayStation セガサターン |
開発元 | グレムリン・インタラクティブ |
発売元 | インタープレイエンタテインメント |
人数 | 1人 - |
発売日 |
北米:1996年1月 PAL: 1996年2月[1] 日本:1996年3月15日[1] |
対象年齢 |
ESRB:M(17歳以上) ELSPA:15+ PEGI:12 |
『ブラッドファクトリー』(Blood Factory[1]、アメリカではローデッド、Loaded)とは1996年1月にイギリスのen社が開発し、アメリカのインタープレイ・エンターテインメント社が発売したPlayStationとセガサターン用のアクションシューティングゲームである。
日本でも1996年の3月15日にPlayStationと11月29日にセガサターンの両ハードに移植された。日本版での販売元はエレクトロニック・アーツである。海外では続編『リローデッド』 (Re-Loaded) が発売され、3作目『フリーローデッド』 (Fully Loaded) も開発されていたが、こちらは未発売となっている。
見下ろし型のアクションシューティングゲーム。銃器を手に、極悪非道の看守長ファブが支配する監獄惑星ラルフのファクトリー刑務所から脱獄を図る。プレイヤーは6人の個性的なキャラクター(囚人)から1人を選び、看守や囚人などの敵を倒し、カギを集めて出口を探しながら各ステージをクリアしていく。各キャラクターには異なる能力が備わっており、武器や特殊攻撃であるスーパーボムの種類も違っている。
倒した敵は焼け焦げたり血しぶきが画面上に残ったりと、スプラッター的な要素が強い過激なゲームとなっている。日本でプレイステーションにて発売されるに当たって、その過激な描写から、血の色を赤色から緑色に変更する予定があったが、結局血の色は変更されず、海外版のままローカライズして発売された。なお、プレイステーション版については、ゲーム内容に暴力シーンやグロテスクなシーンを含んでいることを注意・警告する注意文と、注意喚起マークを表記する赤い丸角の三角形(中に血液と暴力を示すトゲトゲのイラストをバックに「このゲームには暴力シーンやグロテスクな表現が含まれています。」の表記がある)がプレイステーションで初めて掲示されたゲームでもある。ドイツではこのゲームはBPjS(青少年に有害な図書のための連邦審査機関)の審査により、青少年に悪影響を及ぼすゲームとしてブラックリストに入れられた。
なお、『Blood Factory』(ブラッドファクトリー)は日本でのタイトルで、原題は『Loaded』(ローデッド)である。これは日本人にとって「ローデッド」はゲームディスクなどを読み込みを意味する「ローディング」をイメージしてしまうため(本来の意味は弾丸などの装填を意味する)。
BGMをイギリスのロックバンドポップ・ウィル・イート・イットセルフが担当している。
北米では1995年にDCコミックスから12ページ程の短編物語としてコミック化されているが、Interplay Entertainmentがゲームを発売する前に、ゲーム内容の短編物語のコミックを見て、ゲームを買って貰おうと言うマーケティング戦略があった[2]。
1996年12月1日にローデッド(ブラッドファクトリー)の続編として、プレイステーションとPCにリリースされた。国内では未発売。
カギを集めて出口を見つけてステージクリアするシステムは前作とは変わらないが、施設の破壊などの目的達成も必要となる。 前作から登場するキャプテン・ハンズ、ブッチ、バウンガ、マーマーのほかに、シスター・マグピーとザ・コンシューマーが新しくプレイヤーキャラクターとして選択することが可能である。なお、チートで前作のファンク(Fwank)も登場する。
倒したはずの監獄惑星ラルフの看守長ファブがチェブ(CHEB)と名乗り復活した。 チェブの為に6人を殺そうとするサイコ・コレクターの世界に魅了されるが、彼らはサイコ・コレクターを殺害し、復讐の為にチェブを倒す。