『プチコミック』 (Petit Comic) は、小学館から発売されている漫画雑誌。発売日は毎月8日。
創刊号は1977年1月1日号。当初は季刊で、1978年の隔月刊化を経て、1980年から月刊となっている[2]。2009年ごろより、20歳前後の女性をターゲット層に設定している[3]。
キャッチコピーは「まんがみたいな恋はある。」[4]。
- 1977年 - 1月1日号が創刊号。販売価格は320円[5]。創刊時は萩尾望都作品の特集が組まれていた[6]。当初は『少女まんがに新しいときめき!!』というキャッチコピーが銘打たれていたが、のちに7月号より『すてきなティーンのロマンチック・コミック!』に変更した[7]。
- 1978年 - 5月号から隔月刊(奇数月刊)となる[2]。また、この年に『プチコミック増刊』が創刊。6月号を創刊号とする[8](偶数月刊)。
- 1980年 - 5月号から『プチコミック』が月刊となる[2]。
- 2000年 - 6月発売分から、発売日を24日から8日に変更[2]。
- 2010年 - 増刊号『姉系プチコミック』創刊[9]。
- 2014年 - 8月発売分から、『姉系プチコミック』が隔月刊化。以後、偶数月5日に発売される[9]。
- 2017年ごろ - デジタル版開始。発売日は本誌と同日。
- 2019年 - デジタル限定で『妻プチ』創刊[10]。
- 2022年 - 4月号をもって創刊45周年を迎える。これを記念して、「Happy45」と題した特別企画が行われた[11][12]。
- 岡田真弓[13](2018年 - 2023年)
- 須藤綾子[14](2023年 - )
2024年11月号現在。
- いいから黙ってキスをして(わたなべ志穂)
- オトナの遠足(小出真朱→ながえ直→川瀬あや→藤原よしこ)※2022年4月号から2024年4月号、2024年10月号は毎月作家を交代して連載
- 結婚しましょう、恋する前に(宮園いづみ)
- これは犯罪ではなく恋です。(川瀬あや)
- 婚前逃避行(山本巳未)
- 漆黒の猫は溺愛する(如月ひいろ)
- 社長、お慕い申し上げます。(市原ゆうき)
- 上京ラブストーリー 〜ずっと恋が始まらない〜(桜井美也)
- ぜんぶ初恋のせいだ(円城寺マキ)
- その男、沼につき。(相川ヒロ)※短期集中連載[15]
- どうしようもない僕とキスしよう(北川みゆき)
- nest(一井かずみ)
- 夜ノ井月彦の幸せな地獄(桜田雛)
- ラブファントム(みつきかこ)※休載中
- リベンジ・ウェディング(安タケコ)
- 私のヒモが最高です!(ましろ雪)
- ラブ・クリニック(すぎ恵美子)
- ラブ・トレ〜恋愛体質改善講座(横山真由美)
- リーガル・ラブ(安タケコ)
- 離婚を前提に、結婚してください。(市原ゆうき)
- レディー・マスカレード(さいとうちほ)
- 恋愛こじらせ選手権(横山真由美)
- 恋愛小説家は恋に堕ちない(笑夢かぇる)
- ロストガールは恋をする(藤原晶)
- 若くないのにワカコさん(ながえ直)
- わが家は奇跡であふれてる(畑亜希美)
- 私が恋などしなくても(一井かずみ)
- ワナ・ラブ(みつきかこ)
- ワルイコトしようよ(時山はじめ)
作品
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公開年
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配給
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備考
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官能小説
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2007年
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トルネードフィルム
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PG-12指定。
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1978年に創刊。1980年まで隔月刊(偶数月刊)で、奇数月刊の『プチコミック』と交互に発行。現在は季刊(4月、7月、10月、1月号を刊行)。発売日は刊行月の前々月(2月、5月、8月、11月)。2017年2月号増刊冬号よりデジタル版も刊行[17]。2019年冬号までは「プチコミック増刊」デジタル版としての刊行だったが、2019年6月号から「デジプチ」として月刊化。季刊誌であるプチコミック増刊1冊分を3号に分けて刊行する形になっている。「デジプチ」としては毎月8日発売[18]。2022年10月17日発売の秋号にリニューアルし、版型がB5判に変更となる[19]。
2010年5月に創刊。略称は「姉プチ♥」で本誌よりも年齢層が上の30歳前後のアラサー女性をターゲットとしている。キャッチコピーは「まんがだけがくれる贅沢を」[20]。創刊号の執筆陣は赤石路代・篠原千絵・東村アキコ・北川みゆき・吉原由起など。2014年8月5日発売の17号より隔月刊化される[21]。2020年9月号にリニューアルされ、判型がB5判に変更となる[22]。デジタル版も刊行されており、2019年3月号までは「姉系プチコミック」デジタル版としての刊行だったが、2019年5月号より「姉プチデジタル」として月刊化。隔月刊である姉系プチコミック1冊分を2号に分けて刊行する形となる。「姉プチデジタル」としては毎月8日発売[23]。
2024年11月号現在。
2024年7月号現在。
2019年12月、デジタル限定雑誌として新創刊[10]。創刊号は2020年1月号[10][25]。毎月8日に配信[10]。「妻たちの物語」をテーマとし[25]、『プチコミック』より「刺激を求める」作品を掲載[10]。創刊号の表紙は星野正美が担当[26]。
太字は2024年11月号(2024年10月8日)現在連載中の作品。
- アラフォー戦隊ラブチアーズ(横山真由美):2020年1月号 - 2020年10月号
- 長男の妻〜玉の輿には裏がある〜(星野正美):2020年1月号 - 2021年3月号
- 離婚と結婚は紙一重(あらいきよこ):2020年1月号 - 2021年3月号
- 終わらない吐息(森ちづる):2020年4月号 - 2022年7月号 ※シリーズ連載
- それ、墓まで持って行きます?(ながえ直):2020年5月号 - 2021年6月号
- 旦那さまは今日もイクメン!(佐藤渚):2020年9月号 - 2020年11月号、2021年9月号 - 2023年6月号
- つまり、アレ。(横山真由美):2020年11月号 - 2021年2月号
- 本当は怖いママ友の話(なかにしひろみ):2021年3月号 - 2021年5月号
- 崖っぷちでしっぽりサスペンスしてたら新婚女将になってた私(横山真由美):2021年4月号 - 2022年5月号
- 妻の仮面をつける時(星野正美):2021年4月号 - 2023年3月号
- 奥様は霊媒師(今井康絵):2021年5月号 - 2021年10月号
- 他人の不幸は蜜の味(あらいきよこ):2021年5月号 - 2022年12月号
- さようなら、エデン(わたなべ志穂):2021年8月号 -
- おしえてあげるわ おんなというものを(ながえ直):2021年9月号 - 2022年2月号
- 妻の焦燥、夫の憂鬱(なかにしひろみ):2021年10月号 - 2021年12月号
- 恋人は旦那さま〜Dear you これからも〜(山田こもも):2021年12月号 - 2023年4月号
- 美人探偵A〜私の夫はどこ?〜(今井康絵):2022年3月号 - 2022年10月号
- バツから始める初恋リベンジ(ながえ直):2022年4月号 - 2023年4月号
- 鬼嫁にタワマン(粒見よう子):2022年5月号 -
- ストーカーは突然に(なかにしひろみ):2022年5月号 - 2022年10月号
- 転生ギャル勇者と囚われの姫〜モラハラ義実家を攻略せよ〜(横山真由美):2022年7月号 -
- モラ夫成敗しときました★〜転生ギャル勇者と囚われの姫スピンオフ〜(横山真由美):2024年11月号 -
- 恋する星の甘い憂鬱(森ちづる):2022年10月号 - ※シリーズ連載
- 恋も結婚もしてないのに、ママになりました。(内田カリス):2022年11月号 - ※2023年2月号より休載中
- ねこは仮面夫婦を救えるか(石高屋):2022年11月号 - 2023年12月号
- あなたのスマホ、知らないアプリ入っていませんか?(今井康絵):2022年12月号 - ※シリーズ連載
- 相続〜金の切れ目が愛の切れ目〜(帆苅梨花):2023年1月号 - 2023年3月号
- 相続〜遺りものには幸か不幸か〜(帆苅梨花):2023年5月号 - 2023年7月号
- 相続〜正直者はバカを見る?〜(帆苅梨花):2023年9月号 - 2023年11月号
- 私ってうざい?キモい?面倒くさい?(あらいきよこ):2023年2月号 -
- いじめの代償、結婚の行く末(大塩七華):2023年5月号 - 2023年9月号
- 死にたくないので愛さないでください(ながえ直):2023年5月号 -
- フェイク・マリッジ〜元彼の子を身ごもって捨てられたらセレブ彼に求婚されました〜(星野正美):2023年5月号 -
- 妻の心を奪うヤツは消すと決めています(佐藤渚):2023年7月号 - 2023年9月号
- マタハラ〜オフィスに妊婦は邪魔ですか〜(大塩七華):2023年11月号 - 2024年3月号
- かぞくごっこ!(佐藤渚):2023年12月号 - 2024年4月号
- 極と蕾〜極道と恋を知らない人妻と〜(井山ゆー):2023年12月号 -
- 夫との復縁をうさぎが阻止してきます(石高屋):2024年2月号 - 2024年11月号
- 偏差値の悪魔〜その中学受験、本当に子どものためですか?〜(帆苅梨花):2024年4月号 -
- 孤育て〜ひとり育児は限界です〜(大塩七華):2024年6月号 -
- 仕組まれ婚〜離婚できない理由があります〜(佐藤渚):2024年8月号 -
- 予知夢三姉妹(なかにしひろみ):2024年8月号 -
2022年10月に創刊された電子雑誌[27]。毎月8日ごろに配信[27]。略称は「プチプチ」[27]。本誌は『プチコミック』の付録小冊子のデジタル版で、「忙しい大人が隙間の“プチ”時間に“プチ”価格で楽しめる」というコンセプトの雑誌である[27]。「読みきり形式のラブストーリー」作品の掲載や、『プチコミック』や『姉系プチコミック』の連載作品の番外編や特別編が出張掲載されている[27]。
- 2003年9月1日 - 2004年8月31日、121,250部[28]
- 2004年9月 - 2005年8月、117,583部[28]
- 2005年9月1日 - 2006年8月31日、111,833部[28]
- 2006年9月1日 - 2007年8月31日、110,250部[28]
- 2007年10月1日 - 2008年9月30日、111,250部[28]
- 2008年10月1日 - 2009年9月30日、106,167部[28]
- 2009年10月1日 - 2010年9月30日、105,000部[28]
- 2010年10月1日 - 2011年9月30日、103,584部[28]
- 2011年10月1日 - 2012年9月30日、100,750部[28]
- 2012年10月1日 - 2013年9月30日、95,819部[28]
- 2013年10月1日 - 2014年9月30日、90,417部[28]
- 2014年10月1日 - 2015年9月30日、87,000部[28]
- 2015年10月1日 - 2016年9月30日、85,500部[28]
- 2016年10月1日 - 2017年9月30日、81,917部[28]
- 2017年10月1日 - 2018年9月30日、73,417部[28]
- 2018年10月1日 - 2019年9月30日、65,000部[28]
- 2019年10月1日 - 2020年9月30日、51,917部[28]
- 2020年10月1日 - 2021年9月30日、44,500部[28]
- 2021年10月1日 - 2022年9月30日、35,333部[28]
- 2022年10月1日 - 2023年9月30日、25,250部[28]
- 2023年10月1日 - 2024年9月30日、20,500部[28]
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