ISSに接近するM-10M、2011年4月29日 | |
任務種別 | ISS 補給船 |
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運用者 | ロシア連邦宇宙局 |
COSPAR ID | 2011-017A |
特性 | |
宇宙機種別 | プログレス-M (11F615A60) |
製造者 | RKKエネルギア |
任務開始 | |
打ち上げ日 | 2011年4月27日 13時5分21秒 (UTC) |
ロケット | ソユーズ-U |
打上げ場所 | バイコヌール 1/5 |
任務終了 | |
廃棄種別 | 軌道離脱 |
減衰日 | 2011年10月29日 13時0分 (UTC) |
軌道特性 | |
参照座標 | 地球周回軌道 |
体制 | 低軌道 |
傾斜角 | 51.6° |
ISSのドッキング(捕捉) | |
ドッキング | ピアース 天底 |
ドッキング(捕捉)日 | 2011年4月29日 14時29分 (UTC) |
分離日 | 2011年10月29日 9時4分 (UTC) |
dock時間 | 180日 18時間 35分間 |
輸送 | |
加圧 | 1349 kg |
燃料 | 879 kg |
ガスカーゴ | 50 kg |
水カーゴ | 420 kg |
プログレスM-10M (ロシア語: Прогресс М-10М)はロシア連邦宇宙局が2011年4月に国際宇宙ステーション(ISS)の補給のために打ち上げたプログレス補給船、NASAではProgress 42、42Pとも呼ばれている[1][2]。10機目のプログレス-M/11F61560型の10機目であり、シリアル番号は410だった。RKKエネルギアが製造、ロシア連邦宇宙局が運用した。
第27次長期滞在中の2011年4月29日にISSのピアース接続部にドッキングした[3]。
プログレスM-10Mは2011年4月27日13時5分 (UTC)にバイコヌール宇宙基地1/5発射台からソユーズ-Uで打ち上げられた。打ち上げ9分後に予定していた計画起動を達成した。宇宙機の通信・誘導アンテナを広げるための搭載命令が発行され、2基の太陽電池パネルが展開された。その後2日間の一連のエンジン噴射でISSと会合するように誘導された。
打ち上げ後プログレスM-10Mは2日間自律飛行し、2011年4月29日にISSに近接し、14時19分(UTC)にピアースモジュールの天底部へのドッキングに成功した[4]。ドッキングは西モンゴルの上空354kmの位置でおこなわれた。結合はスペースシャトル・エンデバーのSTS-134の最初の打ち上げの試みの5時間前に起こった。シャトルの打ち上げはエンデバーの補助電源機の一つの上の2個のヒーターの故障で遅延している。
プログレスM-10Mは9時1分(GMT)に留め金の開放指令が出され、名目上2011年10月29日9時4分(GMT)にピアースの天底ポート連結部からドッキングを解除された。9時7分(GMT)には自動で15秒間の離脱噴射が行われ、12時10分30秒(GMT)ごろに3分間の離脱噴射を行った。廃棄物を搭載したM-10Mは12時48分(GMT)に大気圏に突入し12時54分(GMT)頃に燃焼した。燃え残りは13時0分(GMT)ごろ太平洋上に落下した。
プログレスM-10Mのドッキング解除後、ISSは輸送系ロシア機がラスヴェットに接続したソユーズTMA-02M1機だけになるという珍しい構成になった。このような状況になったのは2009年3月以来であった。
合計重量は2645kgだった。
品目 [5] | 重量 (kg) |
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ISSに必要な推進系タンクの燃料 | 250 |
補充系タンクの燃料 | 627 |
酸素 | 51 |
ロドニックシステムタンクの水 | 420 |
カーゴ部の貨物 | 1297 |
ガス供給系 | 24 |
水供給系 | 20 |
熱制御システム | 14 |
搭載機器制御系 | 12 |
個人用保護品 | 62 |
維持修理用品 | 10 |
衛生清潔用品 | 118 |
食料・食材コンテナ | 192 |
医療用品、リネン、個人用衛生用品、予防薬など | 94 |
科学実験機材、実験用品など | 141 |
ロシアクルーの物品 | 88 |
搭載書類ファイル、乗組員への支給、ビデオ・写真機器など | 22 |
FGB-ハードウェア | 54 |
US起動セグメントハードウェア | 444 |