プロテアーゼ活性化受容体3(プロテアーゼかっせいかじゅようたい3、英: protease-activated receptor 3、略称: PAR3)は、ヒトではF2RL2遺伝子にコードされるタンパク質である。F2RL2(coagulation factor II receptor-like 2)、thrombin receptor-like 2という名称でも知られる。
PAR3はGタンパク質と共役した7回膜貫通受容体ファミリーに属する。また、プロテアーゼ活性化受容体ファミリーのメンバーでもあり、トロンビンによって活性化される。PAR3は細胞外のN末端領域のタンパク質分解切断によって活性化され、新たに形成されたN末端がテザードリガンドとして受容体を活性化する。PAR3はトロンビンによるPAR4の切断と活性化のコファクターとしても機能する[5][6]。