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ペーター・ゴットハルト Peter Michael Gotthardt | |
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出生名 | Peter Michael Gotthardt |
生誕 |
1941年8月22日(83歳)![]() |
職業 | 作曲家、ピアニスト |
担当楽器 | ピアノ |
活動期間 | 1965年-現在 |
ペーター・ゴットハルト(Peter Michael Gotthardt、1941年8月22日 - 、ライプツィヒ生まれ)は、ドイツの作曲家、音楽家、出版者である。これまでにジャンルを問わず500作を超える映画音楽を作曲しており、その楽曲は広く知られている。有名曲には、DEFA制作の『パウルとパウラの伝説』(ハイナー・カーロウ)監督、東ドイツ、1973年)の挿入歌で、東ドイツの代表的なロックバンドのプディーズが演奏した《Wenn ein Mensch lebt》(人が生きるとき)、《Geh zu ihr》(彼女のもとへ)などがある。
1961年から1965年まで、ハンス・アイスラー音楽大学ベルリンでピアノ、コレペティートル、指揮法、作曲を学ぶ。1965年、ヴィンフリード・ユンゲ監督のドキュメンタリー映画である『学生たち』(Studentinnen – Eindrücke von einer Hochschule)に楽曲を初めて提供する。翌年には最初のオーケストラ作品を作曲した。1968年から1989年まで、DEFA制作の映画に携わっている。とくにハイナー・カーロウ監督と緊密なコラボレーションを行い、前出の『パウルとパウラの伝説』のほか、1968年のDie Russen kommen(『ロシア人たちが来る』)や、1975年のIkarus(『イカロス』)など10年間で5作品に音楽を提供した。また1974年から1989年まで、ドイツテレビジョン放送制作の有名クライムサスペンス・シリーズPolizeiruf 110(『警察電話110番』)の音楽を作曲した。1975年~1976年は、ロストック民衆劇場の演劇音楽主任を務めた。
1976年からはフリーの作曲家として活動する。1990年、ベルリンの壁崩壊にいたる時期のさまざまな音声をコラージュした音楽作品Ich schlage vor, den Beifall kurz zu halten(別名 Demophonie 1989[1])で、エルンスト・ロイター賞を受賞する。1991年、音楽出版社を設立し、企業向け映画などの制作と作曲を手がける。1994年からは無声映画のピアニストとして演奏活動を行う。2018年には生涯にわたる功績が称えられ、ドイツ映画音楽賞の功労賞を受賞した。[2]