ホールズとは、日本においてはモンデリーズ・ジャパン社(旧キャドバリー・ジャパン → 日本クラフトフーズ)が販売している、キャンディの商品名およびブランド商標である(製造は名糖産業とモンデリーズ・ジャパンの合弁会社である名糖アダムス[1])。
当初はHall Brothers company社を1964年に買収した米ワーナー・ランバートのブランドであったが、米ファイザー社による買収・経営再構築により販売権が譲渡され、現在に至る。
2018年3月現在
- メント・リプタス(メントールとユーカリプタス(ユーカリの精油の成分)の造語)
- オレンジ・パンチ(復刻版 2010.5~2010.10)
- レモン (2010.10~)
- グリーンレモン
- ゆずレモン
- ハニージンジャー
- ピンクグレープフルーツ(復刻・改良版 2011.1~)
- シークヮーサー (2007.10~)
- ジンジャーエール(~2006.1)
- ライムブリーズ(~2006.11)
- タンジェリンオレンジ (2006.11~2007.10)
- シュガーレス
- モーニングホワイト
- マスカット
- ハワイアン・グァバ
- ライム・スカッシュ
- エクストラストロング(1980年代)※販売チャネルは薬局・薬店に限られた
以下2品はサブブランドとして展開。
- う.る.water(レモン・マリンスカッシュ)
- のど飴
- グレープ(2007.10~)
- ハニーレモン(2006.11~)
- ラズベリー
- クリーミーのど飴(ストロベリー・ブルーベリー)
- 現在
- 過去
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- 以下、ワーナー・ランバート時代
- 市販品のパッケージは全てスティックタイプだが、「う.る.water」にはキャンペーン賞品限定で袋入りタイプが存在した。
- ワーナー・ランバート時代のテレビCMでは、出演者がホールズをなめた後、「気分がスッキリする」ということを表現するため、舞い上がっていく(テグスやピアノ線でつり上げられる)というストーリーで統一されていた。同じく、ワーナー・ランバート時代に静岡地区で放送されていたテレビCMに限っては、同社の菓子ブランドである「ADAMS(アダムス)」を前面に出す意図から、関東などで放送されているCMを編集してラストに2秒から3秒の余白を作り出し、そこに「by ADAMS(バイ、アダムス)」というナレーションを挿入していた時期がある(1987年から1990年頃にかけて。ホールズを筆頭にクロレッツなどほぼすべてのADAMS菓子製品が該当する)。
- 販売が打ち切られたフレーバーであっても、小売店舗に在庫が残っている場合は、在庫がなくなるまで販売を継続するケースもある。
- 2010年は週刊ヤングマガジン(講談社)も創刊30周年であることからコラボレーション。2010年度ミスマガジンからグランプリの新川優愛を除いた4人が擬似的にホールズを食べさせてくれるアプリケーション「ホールズイーター」が同年10月18日から配布された(iPhoneなどiOSデバイス専用、開発元は株式会社カヤック)。
- 2011年1月に復刻発売された「ピンクグレープフルーツ」では、コナミデジタルエンタテインメントの恋愛コミュニケーションゲーム「ラブプラス」とコラボレーション。ヒロインの一人でのど飴が好きな姉ヶ崎寧々をフィーチャーし、プロモーションムービーの公開[2]をはじめ、同年6月には彼女をモチーフにした限定パッケージが発売された[3]。さらに同年6月13日から26日にかけ、首都圏および関西圏の主要駅に設置されているデジタルサイネージでブランコやエレベーターに乗った寧々がホールズを食べさせようとするサイネージ用のPR映像が流された。コラボ先であるコナミも、同年6月から7月にかけてアーケードゲーム版ラブプラスとの連動キャンペーンを実施した。
- ^ 合弁当初はアメリカンチクル社で、ワーナー・ランバート(1962年) → ファイザー(2000年) を経て、合弁相手がモンデリーズ・ジャパンとなった。
- ^ 「ホールズ ピンクグレープフルーツ」プロモーションムービー - YouTube(KONAMI 573ch)
- ^ 「ホールズ ピンクグレープフルーツ」限定パッケージ発売 - 日本クラフトフーズ社プレスリリース(2011年5月9日)