マイケル・マカスカー Michael McCusker | |||||||||||||
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生年月日 | 1966年6月23日(58歳) | ||||||||||||
職業 | 編集技師 | ||||||||||||
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マイケル・"マイク"・マカスカー(Michael "Mike" McCusker, 1966年6月23日 - )は、アメリカ合衆国の編集技師である。『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(2005年)と『フォードvsフェラーリ』(2019年)によりアカデミー賞編集賞にノミネートされており、後者では受賞も果たした。ジェームズ・マンゴールド監督と頻繁にコラボレーションしている[1]。
マカスカーは編集技師のデヴィッド・ブレナーに師事した[2]。
コネチカット州ニューケイナンのニューケイナン高校に通い、そこで映画製作を始めた。卒業後にはエマーソン大学に通い、1988年に映画理論と製作の美術学士号を取得した[3]。
エマーソン大卒業後はカリフォルニア州ウェスト・ハリウッドに移り、製作アシスタントとしての仕事を得てテレビアニメ『ザ・シンプソンズ』などに参加した。その後彼は編集に興味を抱き、Showtimeのアンソロジー『堕ちた天使たち』のアシスタントエディターとなった。
マカスカーは映画編集者組合に加入後、オリバー・ストーン作品などで知られてアカデミー賞編集賞受賞経験もあるデヴィッド・ブレナーのチームでアシスタントエディターとなった。マカスカーは5年にわたって『パトリオット』や『ニューヨークの恋人』などを手がけた。最終的にブレナーはマカスカーをアソシエイトエディターに昇格させた。
ジェームズ・マンゴールドは『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』の際にブレナーに編集を依頼したが実現せず、ブレナーは代わりにマカスカーを推薦した。マカスカーは2020年にマンゴールドの映画『フォードvsフェラーリ』でアカデミー賞編集を受賞した[4]。
映画『デイ・アフター・トゥモロー』に参加した際に知り合ったプロデューサーのディアドラ・モリソンと結婚した。
賞 | 年 | 部門 | 作品名 | 結果 |
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アカデミー賞 | 2005[5] | 編集賞 | ウォーク・ザ・ライン/君につづく道 | ノミネート |
2019[6] | フォードvsフェラーリ | 受賞 | ||
英国アカデミー賞 | 2019[7] | 編集賞 | フォードvsフェラーリ | 受賞 |
アメリカ映画編集者協会賞 | 2005 | 長編映画編集賞 (コメディ・ミュージカル部門) | ウォーク・ザ・ライン/君につづく道 | 受賞 |
2019 | 長編映画編集賞 (ドラマ部門) | フォードvsフェラーリ | ノミネート | |
サテライト賞 | 2008 | 編集賞 | オーストラリア | ノミネート |
2019 | フォードvsフェラーリ | 受賞 |