マツダ・鏑 | |
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概要 | |
デザイン | フランツ・フォン・ホルツハウゼン |
ボディ | |
乗車定員 | 4 (3+1) |
ボディタイプ | 3ドアクーペ |
エンジン位置 | フロントエンジン |
パワートレイン | |
エンジン | 2.0L MZR |
変速機 | 6速MT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,550mm (100.4インチ) |
全長 | 4,050mm (159.4インチ) |
全幅 | 1,780mm (70.1インチ) |
全高 | 1,280mm (50.1インチ) |
マツダ・鏑(かぶら・KABURA)は、マツダが製作したコンセプトカー。
北米デザインスタジオがデザインした。2006年のデトロイトモーターショーに出展され、Eyes On Design Awardsを受賞した[1]。FR駆動のスポーティなデザインで、走りの好きなエントリーユーザーをターゲットにしている。RX-8を髣髴とさせるホイールアーチが膨らんだクーペで[2]、後部ドアはRX-8とは異なり観音開きではなくスライドドアとなっている。
グローブボックスが廃止され、助手席が前方に少しずれており、クーペの難点である助手席側後席の足元の居住性を向上させた。運転席側は変わらないため、運転席側後席はエマージェンシーシートのような位置づけである。このようなレイアウトになったのには全長を短くしヨー慣性モーメントを最小限に抑える目的がある。日本国内には2008年のひろしまフラワーフェスティバルで初披露された[3]。
ドライブトレーンは2.0LのMZRエンジンに6MTが組み合わせられる。前後ともサスペンションはダブルウィッシュボーン式サスペンションで、フロントに19インチ、リアに20インチのタイヤが用いられる。リア側ルーフには太陽電池パネルが設置され空調やバッテリーの充電に使われる。