マリット・アレン(Marit Allen, 1941年9月17日 – 2007年11月26日)は、イングランド出身のファッション・ジャーナリストで、衣裳デザイナーである。
チェシャー出身。父親はイギリス人、母親はノルウェー人。グルノーブル大学卒業[1]。
1961年からファッション雑誌の編集に携わるようになる[1]。1963年から1973年までイギリス版「ヴォーグ」の編集として活躍した。働きながらセントラル・セント・マーチンズ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインでも学んだ。
映画監督のニコラス・ローグに勧められて映画衣裳に携わるようになり[1]、1980年から衣裳デザイナーとして活躍。2007年の『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』で英国アカデミー賞の衣裳賞を受賞、アカデミー賞にもノミネートされたが、2007年11月に脳動脈瘤のためにシドニーで死去した。