マルガリータ・ベンクトソン(1966年生まれ)(旧姓ヤルケーウス、ザ・リアル・グループのバンドメンバーアンダーシュ・ヤルケーウスと結婚、のち離婚)は、スウェーデンのプロ・ジャズアカペラグループ、ザ・リアル・グループの元ソプラノ担当。20年以上当グループに所属したのち、2006年にソリストとして活動するためにグループから脱退した[1]。
ストックホルムの南で、音楽的に非常に恵まれた家庭で育った。母親は長年声楽を教え、父親はかつてスウェーデンの王立オペラオーケストラのプリンシパル(フルート)を務めた人物であった。マルガリータ自身は歌とピアノを幼い頃から始めた。
10歳の頃、彼女はスウェーデンのアドルフ・フレデリック音楽学校で学び始め、10年間在籍した。12歳からはハープの演奏も始めた。
1984年にストックホルム王立音楽大学にてハープのソロ演奏クラスに入学、5年間通う。入学した年にザ・リアル・グループのメンバーとなる。グループは1987年に大学で上級コースへの所属をオファーされ、89年ストックホルムにて3つの修了公演を行い、プロとしての活動を始めた。
彼女はフリーのハープ奏者および歌手としても活動してきた。ストックホルム王立交響楽団アルトフルートのプリンシパルである実の兄弟、Jan Bengtsonとコラボすることもある。
2006年10月25日、初めてのソロジャズアルバム「I'm Old Fashioned」をEMIから発表。彼女にとって初めてのソロ活動であり、10曲のアメリカスタンダード曲を収録、全ての曲を同じスウェーデン出身のプロジェクトのバンドメンバー達がアレンジし、Pål Svenreがプロデューサーを務めた。[1]