『モチヴェイション・ラジオ』 | ||||
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スティーヴ・ヒレッジ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1977年7月 カリフォルニア州ロサンゼルス レコード・プラント、T.O.N.T.O.'s、ウェストレイク・オーディオ | |||
ジャンル | プログレッシブ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | ヴァージン・レコード | |||
プロデュース | マルコム・セシル | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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スティーヴ・ヒレッジ アルバム 年表 | ||||
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『モチヴェイション・ラジオ』(Motivation Radio)は、イギリスのギタリスト、スティーヴ・ヒレッジが1977年に発表した3作目のスタジオ・アルバム。
前作『L』発表後に行われたアメリカ・ツアーの頃、ヒレッジはパーラメントやファンカデリック等を聴くようになり、「もう少しファンキーな音楽をやりたいと思った」と語っている[2]。本作をプロデュースしたマルコム・セシルは、当時ヒレッジが気に入っていたトントズ・エクスパンディング・ヘッド・バンドのメンバーであり、ロサンゼルスでヒレッジを取材した記者がセシルの知り合いだったことから、その記者の紹介で出会いを果たした[2]。
2007年に発売されたリマスターCDにはボーナス・トラックが3曲追加された。「レイラインズ・トゥ・グラスドム(Tontoヴァージョン)」は1977年にプロモーション・シングルとして発表された音源で[3]、後に完成されたロング・ヴァージョンは次作『グリーン』に収録された[4]。また、「ザ・サーモン・ソング(オリジナル"パワー・トリオ"バッキング・トラック)」と「ザ・ゴールデン・ヴァイブ(オルタネイト・ミックス)」は2007年まで未発表だった音源で[3]、後者はアルバム『フィッシュ・ライジング』(1975年)に収録されていた組曲「Aftaglid」の最終セクションの別ミックスである[4]。
全英アルバムチャートでは5週チャート圏内に入り、最高28位に達した[1]。音楽評論家のデイヴ・コノリーはオールミュージックにおいて「『L』と同様に宇宙的だが、より親しみやすい」と評している[5]。
特記なき楽曲はスティーヴ・ヒレッジとミケット・ジローディの共作。